切り欠き加工オプション
印刷物に直径6mmの切り欠き(半円状の切込み)を追加するオプションです。
切り欠きは、印刷物に掲載された音声コードの位置を触覚で分かるようにするための加工です。
音声コードを印刷物の片面のみに掲載する場合は1箇所の切り欠き、両面に掲載する場合は2箇所の切り欠きが一般的です。
オプション料金
切り欠き加工 | 基本料金 | 一枚単価 | 追加営業日 |
---|---|---|---|
1箇所 | 1,573円 | @0.42円 | +1営業日 |
2箇所 | 1,573円 | @0.84円 | +1営業日 |
仕様/特徴
- 仕様
-
加工指示に沿って印刷物に切り欠きを追加します。
切り欠きの直径は6mmです。
※下図右図の音声コードはサンプル画像です - 追加営業日
- +1営業日
- 対応可能商品
オプション対応表 -
※斤量135kg以下の用紙のみ対応しております。
- チラシ/フライヤー印刷
【対応する仕様】オフセット印刷のB5/A4/B4/A3サイズ - 折パンフレット印刷
【対応する仕様】A4B5仕上がり4P、A5B6仕上がり4P - 中綴じ冊子印刷
【対応する仕様】オフセット印刷のA4B5仕上がり
※斤量が110kg、135kgの用紙は8~48Pのみ対応
- チラシ/フライヤー印刷
- 併用可能オプション
- 併用可能オプション対応表
切り欠き加工の注意点
加工の指示について
加工位置の指定は入稿データ内に加工トンボを配置してください。
加工トンボ中心に、切り欠きの中心がくるように加工いたします。
- 加工トンボは断裁線から距離を7mm以上内側に配置指定してください。(紙端と切り欠きの端が4mm以上離れている必要があります。)
- 切り欠きが2箇所の場合は、加工トンボ同士の間隔は11mm以上としてください。(切り欠き同士の間隔は5mm以上必要です。)
- Illustrator以外のデータでご入稿される際は、加工指示書にてご指定いただきますようお願いいたします。>加工指示書について
- 弊社では、音声コード(二次元コード)の作成サービスは行っておりません。
音声コードの配置に関する規定については、音声コードの作成元・作成ツールにてご確認ください。(音声コードと切り欠きの一般的な配置例)
関連情報
音声コードと切り欠きの一般的な配置例
- 音声コードの中心が、紙の角から縦横それぞれ25mmの位置になるように配置します。
- 切り欠きは、音声コードの中心と水平な位置に入れます。
- 切り欠きの周囲には4mm以上の余白を設けます。
- 切り欠きが1箇所の場合は印刷物の片面のみに、2箇所の場合は両面に音声コードがあることを意味します。
上記はあくまでも参考例です。弊社ではお客様の加工指示に沿って加工を行います。
音声コードに関する規定については、音声コードの作成元・作成ツールにてご確認ください。
音声コードとは?
音声コードは文字情報を二次元バーコードに変換したものです。専用装置で読み取り、音声を再生することができます。
規格としては、スマートフォンアプリでの読み取りに対応している「Uni-Voice」と、専用読み取り装置を使用する「SPコード」が一般的です。
標準的な18mm角の音声コードであれば、約800字のテキストデータを記録することが可能です。
印刷物上の音声コードの位置を指し示す目印として、「切り欠き」が必要です。
もともとは視覚障害のある方向けに開発された技術になりますが、近年では多言語での音声サービスなどにも利用されており、ユニバーサルデザインを実現する技術の一つとして活用されています。
弊社では、音声コード(二次元コード)の作成サービスは行っておりません。