商品・加工別の印刷データ作成方法/注意点
箔プリント加工 データ作成ガイド
低コスト・短納期で美しい箔プリントを小ロットからご利用いただけます。 従来の「箔押し加工」よりも、細密な表現ができ、用紙の両面に加工することも可能です。
対応アプリケーション
- Adobe Illustrator
(一部最新機能は除く) 対応バージョン
- AI形式のみ対応しております。
箔プリント加工のデータ作成方法
テンプレート(無料)をご利用ください
定型サイズで作成される場合
ご希望のサイズのテンプレートをダウンロードしていただきご利用ください。
変型サイズで作成される場合
ご希望サイズのトリムマークを作成の上、テンプレートから特色データを取り込んでください。(方法はこちら)
印刷用データ作成はIllustratorデータ作成の注意点も合わせてご覧ください。
デザインを作成してください
プロセスカラー(CMYK)デザインの作成
トリムマークの規程の範囲内に、プロセスカラー(CMYK)で印刷用デザインを配置してください。
箔デザイン(特色)の作成
トリムマークの規程の範囲内に、弊社指定の特色オブジェクトで箔プリント用デザインを配置してください。
プロセスカラーデザインと箔デザインは同じレイヤー内に配置しても問題ありません。
弊社指定の特色について
テンプレートをご利用の方はスウォッチパレットに登録されている特色「od_haku」を利用ください。
テンプレートをご利用でない方は、以下の方法で特色「od_haku」を取り込んでご利用ください。
- 箔プリント加工オプション用のテンプレート(サイズ等不問)をダウンロード、解凍をしておく。
- Illustratorでデザインを作成するファイルに、1でダウンロードしたテンプレートのスウォッチライブラリを読み込みます。
- スウォッチライブラリを開く
- [スウォッチパネル右上のメニュー]
→[スウォッチライブラリを開く]
→[その他のライブラリ...] - ファイルを選択
- 先ほどダウンロードした「pod-haku-**_**.ai」を選択し開く
- 特色のスウォッチパレットが表示され「od_haku」が取り込まれる。
印刷はせずに箔プリント加工のみをご利用の場合
- 箔プリント加工のみ(プロセスカラー印刷ナシ)をご利用の場合も、通常どおりご注文、ご入稿をお願いいたします。
- 箔プリント加工のみ(プロセスカラー印刷ナシ)の場合、印刷商品の色数(カラー・モノクロ)は問いませんので最も低価格の色数をお選びください。(※プロセスカラー印刷ナシに伴う割引はございません。)
- 用紙の片面にだけ加工する場合(裏面は白紙)は片面印刷商品を、用紙の両面に加工や印刷をする場合は両面印刷商品をご注文ください。
→
片面印刷(k/0 または 4c/0)
でご注文ください
→
両面印刷(4c/k または 4c/4c)
でご注文ください
→
両面印刷(k/k、4c/k、4c/4cのいずれか)
でご注文ください
→
両面印刷(4c/k または 4c/4c)
でご注文ください
箔デザイン作成の注意点
箔デザインは指定の特色のみで作成してください
- デザインのオブジェクトは指定の特色「od_haku」100%のみで作成されることをおすすめいたします。
- 箔デザインに画像データ(ビットマップデータ)、また、「ぼかし」「グラデーション」等の効果は使用しないでください。
- 指定の特色以外で作成された場合、プロセスカラーデザインとして印刷されます。
推奨された設定以外でデータ作成された場合、仕上がりが予期せぬ結果となる場合があります。
オブジェクトのサイズにご注意ください
推奨値は以下のとおりです。
線幅:0.5pt(0.1765mm)以上
文字サイズ:5pt以上
オブジェクトのサイズ、形状等は、データチェック対象となりません。サイズ等についてはサンプル請求フォームから見本をお取り寄せいただき実物をご参考に作成いただきますようお願いいたします。
プロセスカラーデザインと箔デザインは3mm以上離して配置してください
プロセスカラーデザインと箔デザインは3mm以上離して配置してください。
プロセスカラーデザインと箔デザインが近接している場合、印刷のズレの影響で見た目上のバランスが損なわれたり、箔プリント加工の上にプロセスカラー印刷が被さりインクが定着せず剥がれる可能性がございます。ご注意ください。
箔デザインは断裁位置から3mm以上離してください
断裁位置から3mm以上間隔をあけ、データを作成されることをおすすめいたします。
断裁位置付近に箔デザインを配置された場合、断裁時に箔が剥がれる場合がございます。
K100%のオブジェクトにご注意ください
箔デザインの上にK100%のオブジェクトを被せて配置された場合、箔の上にK100%の色が重ねて印刷されます。
データの状態
K100%のオブジェクトの下に
箔デザイン(特色)が隠れている
モニターでの見え方
見た目には、黒しかないように見える
仕上がりイメージ
箔の上からK100%が印刷され、
意図しない仕上がりに…
(インクが定着せず剥がれる原因に)
K100%のオブジェクトはオーバープリント処理されます。(オーバープリントとは)
そのため、K100%のオブジェクトの下に箔デザイン(特色カラーのオブジェクト)があると、箔の上にK100%の色が重ねて印刷され、意図しない仕上がりになってしまいます。
これを防ぐには、K100%にわずかに別の色(シアン1%など)を加えてK100%(C0% M0% Y0%)の状態を回避してください。
併用オプションについて
角丸、孔開け、スジ入れ、ミシン目加工を併用する場合
加工位置に、箔プリント加工のオブジェクトを配置することは可能ですが、箔が剥がれてしまう恐れがございます。箔プリント加工は他の加工位置より3mm以上間隔をあけ、データを作成することをおすすめいたします。
印字加工を併用する場合
印字位置への箔プリント加工はできません。