チラシを完成させるまでのプロセスと、チラシ作りのコツを紹介している「スーパーチラシ作成術」。第8回の今回は、チラシの見出しタイトルを作る-様々な表現方法-です。
表現のパターン
見本のチラシのタイトルと同じ『大特価市』という文字で比べていきましょう。
袋文字+α
● 袋文字+ずらし影
文字に白フチと影を付けた一番単純といってもよいシンプルなデザイン。タイトルとしてはちょっと物足りないかもしれません。
● 袋文字+グラデーション
上のあしらいからフチの色を黄色にして、文字にグラデーションを設定しました。グラデーションにすると派手さが増しますね。
● 袋文字+立体感
さらに奥行きを感じさせる立体感をつけました。派手さに加え、インパクトが強くなります。
背景ベタ+α
● 背景ベタ+影付き文字
バックに色ベタを配置しました。色のついている面積が広いためよく目立ちます。必要以上にスペースを取るので、レイアウトには注意しましょう。
● 背景ベタ+傾ける
上のデザインを傾けてみました。マス割りが多くなりがちなチラシの紙面でよく映えます。傾けすぎると可読性が落ちるので気をつけましょう。
● 背景ベタ+変形
だんだんと小さくなるように変形しました。奥行きを感じさせます。インパクトも強くなりますが、やりすぎは可読性が落ち、逆効果になりかねません。
● 背景ベタ+文字の大きさ・色変え
文字の大きさを変えたり、部分的に色を変えることでメリハリが出ます。漢字など「1文字でも意味が分かる文字」に使用すると効果的です。
いかがでしょうか?同じ文字、同じフォント、同じ色使いでも表現によって見え方が全然違っていませんか?ちなみに、見本のチラシのタイトルは「袋文字+グラデーション+傾ける+バックにオブジェクト+ドロップシャドウ」で作成しています。
実用例
タイトルのイメージに合わせたフォントとカラーを使うだけで一目で何のチラシかわかるようにする効果があります。
● 温かみのある色、フォント
● 冬らしい色、特別感のあるフォント
● 目立つ色、インパクトのあるフォント
● グラデーションで特別感を表現、堂々としたフォント
● いちごや春をイメージした配色、かわいらしいフォント
● 環境、自然を連想させる色使い、ナチュラル感のあるフォント
● 涼しげな色使い、さわやかなフォント
まとめ
3回に渡ってお送りしました「タイトル篇」ですが、いかがでしたでしょうか?フォントの選び方や色の組み合わせはタイトルだけでなく、チラシを作る上でかかせないテクニックです。
まずはいろいろ試してみてくださいね。
では、次回のスーパーチラシ作成術もお楽しみに(・∀・)/~~
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