チラシを完成させるまでのプロセスと、チラシ作りのコツを紹介している「スーパーチラシ作成術」。
第7回となる今回は『アイキャッチ効果抜群のタイトル』の作り方 -色の選び方篇?-をご紹介します!
前回、フォントの持つイメージについてご紹介しましたが、色にも「イメージ」があります。
例えば左のように「あったかい」には赤色、「つめたい」には青色のイメージがありませんか?
イメージに合った色でかつ、よく目立つタイトル作りをしていきましょう!(^o^)
色の持つイメージ
■ 赤色
太陽、炎、興奮、活気、情熱、熱い、派手、愛情、怒り…
■ オレンジ色
活発、明るい、楽しい、陽気、親しみやすい、暖かい…
■ 黄色
明るい、元気、おおらか、にぎやか、ユーモア、危険、注意、幼稚…
■ ピンク色
優しい、かわいい、穏やか、甘い、子どもっぽい、華やか…
■ 茶色
土、安定、ぬくもり、力強さ、重圧、地味、渋い、素朴…
■ 緑色
癒し、自然、健康、平和、新鮮、再生、安全、若さ、幸福…
■ 青色
爽やか、空、水、海、知性、誠実、涼、落ち着き、冷たい、寂しさ…
■ 紫色
高級感、神秘的、優雅、上品、大人、心配、不思議…
■ 黒色
重圧感、強く、硬い、まじめ、威厳、孤独、陰気、沈黙…
■ 白色
純粋、清潔、軽い、天国、明るい、繊細、無邪気、あっさり…
他にも何色か組み合わせることでイメージさせることもできます。
チラシのイメージや季節などを踏まえて、メインで使う色をある程度決めておくと紙面に統一感が出てデザインしやすくなります。
色を多用するとどうしてもゴチャゴチャとしてしまい、読みにくいチラシになってしまいますので注意してください。
目立つ色の組み合わせ
補色の組み合わせ
目立つ色の組み合わせの一つに『補色』があります。
補色とは色相環(左図)で正反対の位置関係にある色のことです。補色の関係にある色の組み合わせは、互いの色を引き立てあう相乗効果があります。
身近な例では赤と緑のクリスマスカラーも補色です。
しかし、使い方によってはハレーションを引き起こし、目がチカチカしてしまいますので注意が必要です。
補色について詳しくはこちらをご覧下さい。
同系色の組み合わせ
比較的簡単な組み合わせに同系色でまとめる方法があります。
彩度(鮮やかさ)や明度(明るさ)違いの色を組み合わせるだけのシンプルな組み合わせです。
色に統一感があるので、デザインもしやすくなりますが、インパクトには若干欠けます。
無彩色の組み合わせ
一番無難な組み合わせと言えるのが、無彩色との組み合わせです。
無彩色とは「白」「グレー」「黒」などの色みを持たない色のことです。
どんな色に合わせても無難にまとまります。配色に迷った時や、デザイン的に色を多様したくない時に便利な組み合わせです。
まとめ
色の選び方に決まりはありません。決まりが無いからこそ迷ったりもします。
そんなときは上でご紹介したことを参考にしていただけたらと思います。また、日頃から様々な印刷物や看板を見るようにすると色選びの役に立つはずですよ☆^^
デザインのプチテクニック第13回「効果的な色を選ぼう」も参考にしてみてください。
では次回の『スーパーチラシ作成術』もお楽しみに☆
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