こんにちわ、印刷のウエーブの橋本です。
秋も深まり、いよいよ冬の到来を予感させる季節がやってきました。
冬と言えば、ポストカードのシーズンですね。
クリスマスカードや年賀ハガキで、お問い合わせもポストカードに関することが増えてきます。そこで今回は、ポストカードに関するお問い合わせの色々を紹介させてもらいます。
冬のコミックマーケットへの搬入についてもお問い合わせは増えていますが、これはこちらをご覧ください。
というわけで、今回はポストカードにさせてもらいます。
官製ハガキに印刷はできますか?
これは非常によく寄せられるお問い合わせなのですが、お受けできないんです。
当社では、白紙の大きな紙に印刷を行い、それをハガキのサイズに断裁して仕上げますので、官製ハガキに直接印刷を行うことができないのです。これはオフセット印刷の場合も、オンデマンド印刷の場合も同様の作業工程となりますので、すみませんがご了承ください。
ウエーブのポストカード印刷は、いわゆる私製ハガキをお作りいただける商品になっています。
宛名の印刷はできますか?
宛名印字のオプションがありますので可能です。
が、横書きのレイアウトのみのご対応になりますのでご了承ください。
また、年賀状っぽく縦書きのレイアウトや、行書体での印刷は対応できませんのでご注意ください。
しかしながら、宛名印字のオプションをつけていただければ、クジ付きの年賀ハガキが作れてしまうのです。郵便局が発行しているお年玉付き年賀ハガキとは異なりますが、お手製のクジ番号を宛名と一緒に印字していただくことが可能です。
年賀状と一緒に新年のセールのご案内を送るお店は多いかと思います。そのとき、クジも一緒に印字しておいて、セールのときに当たり番号を店舗で発表するというわけです。「777」とかキリの良い番号の方には割引+粗品、それ以外の方にも割引とかで対応すれば、年賀ハガキを受け取った側も面白いかもしれませんね。
年賀状を作る上で、デザイン上のルールはありますか?
私が入社した最初の年の出来事です。
お客様:すみません、注文番号●●●●のものですが、まだデータの差し替えは間に合いますか(・д・;)?
橋本:すぐにお調べします……あ、まだ大丈夫ですよ(‘ω’;)
お客様:いやー、良かった。実は、「年賀」の文字を黒にしちゃっててさ。印刷前に気づけて良かったよ(´・ω・`)
橋本:(「年賀」の文字の色(‘ω’;)!?)
その当時、私はあまりよく知らなかったのですが、私製ハガキを作る上で、色々とルールが定められているのですね。サイズや重さだけではなく、宛名面の上部に「郵便はがき」とか「POSTCARD」とか書かないといけないとか。
そんな中に、年賀状として出す場合、宛名面の目立つ位置(たいていは切手を貼る位置の下)に「年賀」の文字を赤色で記すことがルールとして定められているらしいのです。これがないと、年内に配達されてしまう可能性があるとか。
とはいえ、私はデザインの専門家ではないので、これ以上続けるとボロが出そうですし、詳しいことは郵便局にお問い合わせいただいた方が確実かと思います。すみませんが、あしからずご了承ください。
ではでは、今回はこの辺りで失礼します。