今日の話題は紙です。ウエーブの工場には大量に積まれています。
みなさんの机の上にも書類やメモなどたくさんの紙製品がありますよね。
紙は何からできている?
パルプ
私たちの身近にある紙の多くは、木材を原料とするパルプでできています。
パルプとは、木材をほぐして余分なものを除き、セルロース(植物繊維)だけにしたものです。
おなじ木材でも、広葉樹に比べて、針葉樹から作られたパルプのほうが繊維が長いので紙は強くなります。
セルロースの水素結合
このパルプのセルロースが絡み合って紙を構成しています。
セルロースとセルロースが水素結合という作用によって結びついているんです。
水素結合は水に弱く、水に濡れるとセルロース同士の結合が壊れてしまいます。そのため紙は水に弱いのです。
紙が濡れるとふにゃふにゃになって困ってしまいますよね。
しかしこの性質を活かした日用品があります。
それはトイレットペーパーです!水に溶けやすいからこそ便利に使えるんですよね (・-・*)
日本では古紙の回収が幅広く行われ、再生紙として利用されています。
またパルプの原料となる木材も、建築の用途には使えない人工林の間伐材や製材の残りを使用するなど、森林を守る努力がなされています。
紙を無駄にしない、捨てる時は古紙回収に出す、そんな心がけを毎日大切にしたいですね (´・∀・)っ