いつも印刷のWAVEをご利用いただきありがとうございます。 2019年も後半、一年の早さを感じているタカハシです。
今回は、データ作成虎の巻第二弾「文字切れ」について。
大事な文字情報やデザインが欠けた仕上がりにならないよう、データ作成時にご注意いただきたいポイントをご紹介します。
そもそも、文字切れとはなに?
仕上がり線ギリギリに配置された文字が切れてしまうことです。文字切れすると、せっかくデザインしたロゴや文字情報、オブジェクトが欠けた状態で仕上がってしまう場合があります。
なぜ文字切れするの?
文字切れは、印刷後に用紙を断裁する際に起きます。
印刷物は実際の仕上がりより大きな用紙に印刷され、ご指定いただいたサイズに四方を断裁して仕上げます。その際、用紙を何百枚も重ねて断裁するため、多少の断裁ずれが生じることがあります。
内側にずれて断裁された場合、レイアウトの端ギリギリの文字は、断裁によって切れてしまうため文字切れが発生します。
文字切れを防ぐためには?
切れてはいけない文字やオブジェクトは、仕上がり位置から3mm以上内側に配置していただくと、文字切れを防ぐ事ができます。弊社のテンプレートをご利用いただいた場合は、仕上がり線より内側にある「文字切れ線」を目安としてレイアウトしてください。
詳しいデータの作成方法については、作成入稿ガイドをご確認ください。