飲食店など各種店舗で、宣伝・集客を目的に広く用いられているのぼり。
しかし、イベントやスポーツ大会など店舗以外の場でものぼりを見かけたことはありませんか。店舗以外でも、のぼりを効果的に活用できる場所はたくさんあります。
今回は具体的なシーンを踏まえながら、のぼりの活用法・効果についてご紹介していきます。
広告効果が得られる「のぼり」のポイント
まずはのぼりを効果的に活用するうえで知っておきたい、基本的なポイントをご紹介します。
のぼりには、設置するだけで人の目に触れるため広告・宣伝に最適なツールです。集客効果・広告効果を期待してのぼりの活用を検討する場合もあるでしょう。しかし、のぼりを掲げるだけで集客効果が得られるわけではありません。
目を引く・印象に残るデザイン
のぼりは、まず見てもらうこと、目立つことが重要です。
そのため、自然と目に飛び込んでくるようなデザインが求められます。色使いひとつでも、のぼりの与えるインパクトは大きく異なります。
屋外に置かれることの多いのぼりは、真っ白な生地に黒文字で書くよりも、真っ赤なのぼりに白抜き文字という色使いの方が目につきやすくなります。
また、色使いだけでなく、掲載する内容にも工夫が必要です。インパクトのあるキャッチコピーやロゴ・イラスト・写真を掲載することで、注目を集め見た人の記憶に残すことができます。
また「セール中」や「営業中」などシンプルで端的なキャッチコピーは、「なんの店なのだろう?」「何かおトクがありそう!」とのぼりを目にした人の興味を引き、のぼりの広告効果が期待できるでしょう。
ターゲットにマッチしたキャッチコピーや色合い
のぼりは、だれに見てもらいたいのか、ターゲットを明確にして作りましょう。女性客を集めたいのであれば、大きく「女性歓迎」の文字を掲げるのもひとつの方法です。
スポーツ施設などでは、運動不足を感じているけど、なかなか一歩が踏み出せない…という相手に「お試しキャンペーン中!」など価格面でのメリットや「夏までまだ間にあう!」といった気持ちを奮起させるようなキャッチコピーを添えるのも効果的です。
また、ターゲットにあわせた色合いを考えることも大切です。ピンクなど明るいパステルカラーは女性には好まれる色合いですが男性には敬遠されてしまうかもしれません。
設置場所の工夫
のぼりを効果的に活用するには、設置場所も非常に重要なポイントです。
何より重視したいのは、いかにのぼりを目立たせることができるかです。遠くからでも見え、かつ、のぼり位置から店舗などの場所が確認できるようにすると良いでしょう。
ただし、歩道・道路などでは注意が必要です。通行の妨げとなるような場所への設置や敷地外の設置は避けましょう。
のぼりをイベントで活用
店舗以外の、のぼりの活用シーンとして、学校の文化祭や発表会、音楽イベント、お祭り、選挙など各種イベントや行事が挙げられます。
イベント開催の告知・宣伝や会場までの誘導を目的にのぼりを活用するとイベント集客に効果的です。
「イベントを開催している」という情報を伝えるために、何を、どこで開催しているのかを、のぼりにしっかり掲載しましょう。
また、こうしたイベントでは、会場より離れた場所(最寄駅など)にものぼりを設置するケースもあります。このときは、のぼりを目印に会場まで到着できるよう、誘導を意識した設置がポイントとなります。イベントに興味を持つ人がのぼりをたどりながら会場に到着してくれれば大成功ですね。
(ただし、公道や他人の所有地に無許可でのぼりを設置することはできません。事前にしっかり確認・許可を得るようにしてくださいね)
スポーツイベントでのぼりを活用
サッカーや野球、バドミントン、相撲など、スポーツのイベントを見てみましょう。イベント主催者側は告知・集客のためにのぼりを設置します。イベント名や場所を知らせるのぼり旗だけではなく、選手やチームごとにのぼり旗を掲げているシーンも見かけますね。
スポーツイベントでは、観戦者などのイベント参加者がのぼり旗を活用しイベントを盛り上げる場合もあります。
対抗戦など、両チームの応援団の近くには、チーム名・学校名や校章、オリジナルのロゴマーク、キャッチコピーなどが描かれているのぼり旗を見かけます。
また、学校の体育祭などでも学生たちがデザインして作ったオリジナルののぼり旗を用いて応援をしている姿を目にすることがあります。
このようにのぼり旗には応援する人の気持ちが込められたものや選手を励ます際にも活用されています。
安全運転を促すのぼり
のぼりによって安全運転・事故防止の啓発を行う取り組みもあります。特に全国安全週間には、道路のあちこちでのぼりが掲げられます。
その場での注意を促すことはもちろん「安全運転」という言葉を繰り返し目にすることで、普段の意識づけにもつながる活用法といえます。
ただし、のぼり旗を見る相手は車の運転手です。邪魔にならない場所への設置を意識しながら、ひと目で視認できる、目立つデザインの工夫が求められます。
まとめ
ご紹介した以外にものぼり旗は、工事を知らせたり、あいさつ運動を広めたりと、実に多様なシーンで活用されています。街を歩いているだけでも、多くののぼりを目にしますよね。
いずれも、多くの人に知らせるという目的を持つものですが、集客・広告効果はもちろん、安全運転のような意識づけなど、のぼりに期待できる効果は多岐にわたります。
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