多くの人々が集まるセミナーや講演会で、スムーズな運営は必要不可欠です。「たくさん部屋があってどこの部屋が会場が分からない」「会場内で迷った」など、参加者を困らせないよう、うまく会場まで誘導することが重要となります。
今回は運営上、スムーズな誘導に欠かせない「のぼり」「パネル」「タペストリー」について、特徴や設置のポイントなど活用方法をご紹介します。
「のぼり」の特徴と設置場所
大きく、遠くからでも目を引くのぼり。セミナーや講演会だけでなく、さまざまなイベントで活用されています。ここでは、誘導効果をさらに高めるため、のぼりの特徴を踏まえた設置場所をご紹介します。
屋外での利用
のぼりは、布製のメディアで作成するため、屋外でも雨などの天候に左右されることなく使用できるのが特徴です。
遠くからでも目立つというのぼりの特徴を活かし、会場前や最寄り駅などに設置することで遠くからでも会場の場所をひと目で認識することが可能です。
また、セミナー当日にのぼりを持ったスタッフを外に配置し、会場への案内役にするのもひとつの方法です。
ただし安全面に考慮し、台風や強風などの際には設置場所や設置方法に注意が必要です。
入口を知らせる
セミナー会場の入り口付近に「入口」や「受付」を表すのぼりを設置することで、来場者に入口を知らせるだけでなく、受付場所への誘導にもなります。
会場内での誘導
展示会等、各ブースがひしめき合う会場内で、どのような展示を行っているのかを知らせるためにも使えます。また、のぼりには文字だけでなくイラストも記載できます。トイレやインフォメーションへの誘導サインにも活用できます。
ただし通行の邪魔にならない場所へ設置するよう心がけてください。
「パネル/等身大パネル」の特徴と設置場所
キャラクターや人物の写真の等身大パネルを観光地や量販店、ショッピングセンターなどで目にしたことがあるのではないでしょうか。
セミナーや講演会での誘導として等身大パネルを設置する際には、次のような場所がおすすめです。
入口や受付での利用
大判のパネル、等身大パネルは大きくて目立つので、入口や受付への会場誘導に適しています。受付で利用する際には、ウェルカムメッセージを添えるなどしてもよい印象を与えるでしょう。
活用方法、デザインのポイント
パネル作成のポイントは、設置場所を踏まえた上で、サイズやデザインを検討することが大切です。
パネルは自由な形状にカットしてオリジナリティの高い印象的なパネルを作成することができます。講演者の写真やマスコットキャラクターの等身大パネルを用いて会場誘導に用いると効果的です。
事前告知のチラシやポスターでキャラクターを印象付けた後、当日会場の入り口付近にイメージキャラクターのパネルを設置すると、遠くからでもひと目で会場が分かります。
また、キャラクターや人物写真を使ったパネルは、SNSなどを通して来場者に宣伝してもらえる可能性もあります。
顔部分をくり貫いた等身大パネルを設置したり、フォトブースとして活用することで、誘導としての機能だけでなく、来場者に楽しんでもらう空間作りにパネルを活用することができます。
「タペストリー」の特徴と設置場所
壁に掛けて用いられることが多いタペストリーは、告知や宣伝用ツールとしてなど幅広く活用されています。
耐候性のある素材に印刷されるため、屋外でも天候に左右されず使用できます。会場のエントランスやショーウィンドウへの設置にオススメです。
その他、タペストリーには以下のような特徴があります。
<設置が簡単>
店舗や展示ブースの壁にフックなどで吊るだけで、設置が完了します。
<耐久性が高い>
ポスターなどの紙製の印刷物より耐久性が高く、繰り返し使用することができます。丸めればコンパクトに収納でき、持ち運びや保管にも便利です。
使用時の注意点
タペストリーの設置は壁へのつり下げが基本となるため、事前に設置可能か確認する必要があります。
マグネット等、壁や什器を傷つけずに設置できれば問題ありませんが、テープや画びょうなどで設置する場合には、事前に会場や主催者、什器のレンタル会社に許可を得る必要があります。
まとめ
スムーズな運営誘導に適した印刷物は会場の広さや参加者の数によっても異なります。設置場所や用途に応じて使い分ければさらに効果が増すでしょう。
今回ご紹介したのぼりや等身大パネル、タペストリーは、セミナーや講演会等の誘導に活用できるツールの一例に過ぎません。当日持ち込んだものの、設置できないといった事態にならないよう、事前に会場を視察し、設置場所についてイメージしておくことをおすすめします。
【PR】誘導に適したツールを多数ご用意しております
WAVEではパネル印刷やのぼり印刷・タペストリー印刷など、会場誘導・サインに適した印刷物をご用意しております。