のぼりをより効果的に活用するには、やはり目立つデザインが欠かせません。通りがかった人々の目に留まり興味を引く「のぼり」は、集客・広告として大きな効果が期待できます。

今回は、効果的なのぼりをデザインするためのコツをご紹介します。

目立つのぼりの作り方

目立たせるための色使いの工夫

のぼりを目立たせるためには、まずは使用する色から検討します。

キャッチコピーやイラストなどを含め、のぼりの内容を目立たせることが基本となります。薄い色よりはやはり濃い色の方が遠くから見たときにも目立ち、インパクトの強いものとなります。

有名企業など、ロゴやキャラクターイラストに知名度がある場合は、それらを大きく描くのも良いですね。企業のコーポレートカラーのようにコンセプトとなる色が決まっている場合は、その色を用いることでイメージを統一し印象づけることもできます。

時間帯による色使いの工夫

のぼりの色を考えることは、のぼりの作り方として基本部分ですが、その際にあわせて気を付けたいのがのぼりを出す時間帯です。

のぼりを出す時間帯も考慮して、使用する色を選択しましょう。

のぼりのフォント・文字に関する注意点

文字について

のぼりの作り方として、フォントや文字の大きさ選びも大きなポイントのひとつです。基本として、最も目立たせたい部分は、大きな文字を使用します。

例えば、○○パーセントオフや○○キャンペーン、セール中といったお得情報は目立たせることで、アイキャッチ効果が高く「いったい何がお得なのだろう？」と興味を引き出すことができます。

また、面積に限りがあり、情報を入れすぎるとのぼりの文字が小さくなります。情報の取捨選択を行い、必要最低限の文字を入れるようにするとのぼりの効果が高くなります。

フォントについて

ひと口に文字フォントといっても、その種類は実に多様です。ゴシックや明朝体などは、文書作成でよく目にしますよね。ほかにもさまざまな特徴を持ったフォントがあるので、場面にあわせて使い分けてみると良いアクセントになります。

例えば女性向けキャンペーンの際には、じゅんや丸フォークなど丸みのあるフォントを選んでみるのはいかがでしょうか。かわいらしく親しみやすいイメージを与え、見る人が受ける印象が大きく変わるはずです。

誰に伝えたいのかをよく考え、フォントの種類を選ぶと良いですね。もちろん同じのぼりの文字で、メインのコピーとサブコピーでフォントを変えるのもひとつの方法です。

文字は色合いも重要です。例えば赤とピンク、青と水色のような同系色の組み合わせでは、のぼりの文字が目立ちにくいので、明度差をつける、または反対色・補色の色を使って作成すると目立つのぼりを作成することができます。

まとめ

たとえ同じ場所に設置するのぼりでも、デザインの良し悪しでその効果は大きく変わります。目的やターゲット、季節などを踏まえて、色やフォントを選びましょう。見る側の視点から、客観的にどう見えるのかを考えることが重要です。

例えば企業・店舗への集客なら、のぼり旗に名入れすることもおすすめです。何度も目にすることで企業・店舗名が印象に残り、ブランディングにもつながります。特に長期間にわたって設置するような場合には、こうしたのぼり旗への名入れが効果を発揮します。

戦略的にのぼりを活用することで、宣伝・広報、そしてブランディングへと、得られる効果は広がっていきます。こうした用途についても、のぼりを作るうえで参考にすると良い効果が期待できます。

のぼり旗の一般的なサイズとは？ 

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