チラシといえば新聞の折り込みやポストに入っているものを連想しがちですが店頭や店内、駅構内などでラックやスタンドに設置されたチラシを目にすることも多いのではないでしょうか。
このように人の手を必要としないチラシの配布方法は、工夫次第では大変低コストで宣伝に効果的な方法だといえます。
そこで、設置の方法やポイントなどを解説しながら、どうすれば、より多くの人にチラシを手にしてもらえるのか詳しく紹介していきます。
チラシのラックやスタンドの活用
チラシを店頭や店内に設置する場合、そのまま置くのではなく、専用のラックやスタンドを利用するのがおすすめです。
活用のメリット
■人件費の削減
ラックやスタンドを活用するメリットは、まず人件費がかからないことです。
チラシを設置するだけのため人の手で配布する必要がありません。人件費を大幅に削減できるうえ、受け取る側も興味のあるチラシだけを取ることができるという点も大きなメリットでしょう。
また、直置きの場合よりもチラシの束が乱れにくく、見た目の美しさも保ちやすいと言えます。
■配布機会の拡大
ラックを使えば一定期間にわたって継続して設置できることから、天候や曜日による配布ムラを軽減することができます。人が多く集まる場所に置くことで、より多くの人がチラシを手に取る機会が増えることでしょう。
■設置の自由度
店頭や店内でラックを使う場合には、業務や作業の邪魔にならない場所を選んで自由に設置することができます。また、ラックごと場所を移動できるので、設置場所を変更することも容易です。
設置の方法
1種類のチラシだけを設置できるタイプや、数種類のチラシをいくつも入れられるタイプ、蓋(ふた)付きのボックスタイプなど種類は多く、用途にあったラックやスタンドを活用することが大切です。また飲食店などでは小さなカゴ・スタンドを利用して利用者の目に触れやすいよう、テーブルの上に置いているところもありますね。
ちなみにチラシを入れるラックには、次のようにいろいろなタイプがあります。
- 1種類だけを入れられるトレーのようなタイプ
- 1列で縦に数段入れられるタイプ
- 棚が2列になっているタイプ
- 4面にチラシを入れられるタイプ
- 幅が広く大きめのチラシも入れられるタイプ
他にも置き型、壁に設置するタイプ、卓上型など、ラックの形状もさまざまです。
なお、映画館やホールなど一度にたくさん集客が見込めるような場所では、数十種類のチラシをまとめて設置できるような大型タイプのラックの使用が多く見られます。
チラシの設置のポイント
実際にラックを置く際には、目につきやすいところに置く・手に取りやすい高さを考えるなど利用者の目線にたって設置することがポイントです。
また通行や作業・業務の妨げとならないよう設置場所・ラックのサイズを選ぶことが大切です。
サービス・内容に関係性のある場所にチラシを設置
チラシの設置場所はさまざまです。例えば自店の場合であれば、支払いや袋詰めの待ち時間に目につきやすいレジ横や卓上、帰り際にサッと顧客が手に取りやすい出入り口付近などに自由に置くことができます。状況によっては、積極的に「どうぞ」と声をかけることもできるはずです。
飲食店の場合にはテーブルに設置することも効果的です。
また、自店舗以外の場所にチラシを置いてもらうときには、サービス内容や商品に何かしらの関係性のある場所に設置することで利用者に興味を持ってもらいやすいでしょう。
例えば、飲食業なら和食のお店に洋食のお店のチラシを置いてもらう、ジムにサウナのチラシを置いてもらう、あるいは楽器店に音楽教室のチラシを置いてもらうなどです。
オーナー同士が友人・知人である場合にはお互いのお店を宣伝しあうこともできます。まずは信頼のできる設置先を探してみるとよいでしょう。
設置に際しては、設置を了承してくれたお店に設置料を支払ったり、割引券を渡したりするなど設置先にもメリットがあると置いてもらいやすいかもしれません。
屋外へのチラシの設置
屋外にチラシを設置する場合は、いくつかの注意が必要です。
まず屋外は雨でぬれたり、風で飛んだりすることが考えられるため、チラシをケースに入れるなど汚れに配慮することが大切です。濡れたり汚れているチラシを手に取ろうと思う人は少ないですよね。
また、背が高いラックは、風にあおられたり人があたることで倒れてしまう可能性もあるので、重しを置くなど倒れない工夫も必要です。
そして、屋外に設置したチラシは意外と早くなくなるものです。こまめにチェックしてしっかり補充しましょう。チラシがなくなったままではせっかくの宣伝効果を逃がしてしまいます。
まとめ
設置型のチラシは、設置方法次第では大きな宣伝効果が期待できます。
自店舗内に置くだけでは来店した顧客にしか手に取ってもらう機会がありません。より多くの人に手に取ってもらうためには、チラシケースやラックを自店舗以外にも設置することを検討してみましょう。
関連性のある他店や屋外への設置など、既存の顧客以外にもより多くの人々がチラシを手に取る機会が増え、興味を持ってもらうきっかけとなるはずです。
このように顧客が自然と手に取りたくなるように小さな工夫や利用者の目線に立ったチラシ設置を目指しましょう。
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