今日は印刷に関するへんてこな言葉『ドブ』を紹介します。

ドブとは

ドブとは塗り足しと同じ意味で使われている言葉です。ウエーブではドブという表現は使っていませんが、お客さまとお話している中でたまにドブが登場することがあります。

ドブ(塗り足し)は、基本的には印刷物を仕上げる際に断裁され捨てられてしまう部分です。
しかし、断裁にはどうしても若干の誤差が生じますので、予備としてドブ(塗り足し)が必要です。

ドブ(塗り足し)はコーナートンボの2重線の間の3mmの範囲です。塗り足しについては以前の記事でも解説しましたのでぜひご参照ください!

ドブ

断裁の誤差は断裁位置より外側だけでなく、もちろん内側にも影響する可能性があります。そのため切れてはいけない文字やオブジェクトは断裁位置よりも3mm以上内側(推奨値は商品によって異なります)に配置することをおすすめします。

データ作成ガイド:塗り足しとは? 

私は初めてこのドブという言葉を聞いたときには、何を指しているのかさっぱり分かりませんでした(´・ω・`;) みなさんも覚えておいて下さいね。いつか役に立つかも…?。