高精細印刷その1では網点について、 高精細印刷その2ではスクリーニングについて解説してきました。 高精細印刷その3の今回は、一般的な印刷物と高精細印刷の違いについてご説明します!
高精細印刷とは?
網点が小さいほど、細部の表現力が向上し色鮮やかで高品質な印刷に仕上がります。網点の細かさが一定以上のものを高精細印刷と呼びます。
高精細印刷の特徴
彩度の向上
網点が微細なためより原色に近い発色が可能になります。
ロゼッタパターンの解消
特定のパターン構造によって発生する甲羅模様が解消し、より滑らかな表現ができます。
モアレの減少
網点の違いや傾きによって発生する干渉縞が減少し、パターン柄等の表現力が向上しています。
細部の表現力の向上
写真の解像度が向上し、機械等の細部の表現力がアップ!
一般の印刷との比較
私たちが目にする商業印刷物のほとんどは、AMスクリーニング175線で印刷されていますが、ウエーブのオフセット印刷(大部数チラシを除く)は、ハイブリッドスクリーニング、AMスクリーニング240線の高精細印刷です。
その品質の違いは、印刷物を手にしていただければすぐにお分かりいただけます!ぜひ実感してみて下さいね♪