春から夏ということもあり、ゴールデンウィークや夏休みのイベント等に関するチラシが目立ちました。また、春に進級や進学をした学生さんに向けて、塾や習い事関連のチラシも多く見られました。

コート紙は光沢があり、発色もよいため写真も美しく仕上がります。90kgは、一般的な折込チラシよりは厚みがあります。

習い事関連の作品の写真、塾関連では合格者の顔写真や教室の雰囲気の写真、またイベント関連では昨年の写真など、どれも写真が掲載されたチラシが多く、両面印刷しても裏に透けにくい90kgの厚みのコート紙が選ばれた結果にも納得です。

オフセット中綴じ製本冊子印刷で選ばれたマットコート紙は光沢がなく、文字情報の多い印刷物におすすめの用紙です。また、マットコート紙はコート紙に比べてコシがあるため、連量（斤量）が同じでも紙に厚みを感じ、高級感がUPするというメリットがあります。また部数が多いほど、単価が下がるため、まとまった部数が必要な際に、オフセット冊子印刷をお選びいただいています。

販売用など保管・コレクションされる冊子は、やや厚めの用紙が利用されます。またページ数が少ない場合でも、厚みのある用紙を選ぶことで、寂しい印象になりにくく、冊子の見栄えもよくなります。

人気の用紙：コート紙110kg 　人気のサイズA4/B5仕上がり4P

チラシ・フライヤーに折加工がセットになった折パンフレットは、折り方や仕上がりサイズの選び方で印刷物の雰囲気が変わります。製本したものに比べてコンパクトながら、多くの情報を盛り込むことができるのも魅力のひとつです。

弊社の折パンフレットは薄紙から厚紙まで対応しておりますが、上半期はPTA広報誌や商品の取り扱い説明書、就職セミナーや合同就職説明会の場内パンフレットなどでのご利用が多く、コート紙110kgの他にも、コート紙135kgやマットコート紙110kgと厚めの用紙が人気となりました。

これはおそらく2019年の上半期にかぎらず、ビジネス名刺においてコート紙は圧倒的人気です。人気の理由のひとつにオフセット印刷とコート紙の相性の良さがあげられます。

色の再現性が高く、美しい仕上がりは見た目にも好印象を与えるため、ビジネスにおける名刺印刷には特にぴったりというわけなんですね。

しかしながら、営業さんなどで、名刺にちょっとメモを残したい…という場合にはコート紙、筆記性は△です。筆記性を重視する用途にはおすすめはできませんが書きづらいけど書けないこともないから△です。 そいう言う理由もあってか、オンデマンド印刷ではマシュマロCoCが1位に肉薄する勢いで人気がありました。

ちなみに、ハヤカワ的おすすめ用紙は・・・サテン金藤。レーザープリンターやインクジェットプリンターなどでの印刷には不向きですが、筆記性は◎！スタンプの捺印も可能です。 印刷面は光沢が出るように仕上げられておりますので、文字や絵柄がよく映えて高級感があります。ビジネスはもちろんアート関係でのご利用にもおすすめです・・・(; ･`д･´)おっと、失礼いたしました。