CTPという言葉をご存知ですか?印刷に関する用語なのですが、聞いたことはあるけど意味はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回はCTPの簡単な解説です!
CTPとは
CTPとは Computer To Plate (コンピューター・トゥ・プレート)の略です。
CTPは、プレートセッターという機械を使ってコンピューターから印刷に使用する版を直接出力するしくみのことです。
これに対して従来の、まずフィルムを出力しそのフィルムをPS版(感光剤を塗付したアルミ板)に焼き付けて印刷に使用する版を出力することをFTP、Film To Plate(フィルム・トゥ・プレート)と呼びます。
CTPの場合、”フィルムの出力、フィルムをPS版に焼き付ける”という工程が省略され、データから直接版を出力することができます。
従来:【データ】→【フィルム出力】→【版出力】→【印刷】
CTP:【データ】→【版出力】→【印刷】
CTPの特長
従来の工程ではフィルムをPS版に焼き付ける際に、網点の大きさが縮小してしまい品質が劣化していました。そのためこの工程が省略される、CTPの品質は従来に比べると当然高いものとなります。
また、CTPの導入によりフィルム出力が不要になった分、時間とコストは削減され、フィルムを使わないことが環境保護への配慮にも繋がります。
ウエーブでは最新鋭のサーマル方式のCTPを導入し、高品質、低価格の商品のご提供を実現しています。CTPの他にも品質へのこだわりがたくさんありますので、今後もどんどんご紹介していきます。ぜひお楽しみに。