こんにちわ、印刷のウエーブの橋本です。
ウエーブの商品の中で、私が特に思い入れの強い商品の一つとして、無線綴じ冊子印刷があります。
針や糸を使わず、背表紙部分を糊付けして製本されるこの商品は、どの印刷商品よりも多くの工程を経て作られていきます。仕上がりは本格的な単行本のような感じで、仕上がりの品質の高さには目を見張るものがあります。
まあ、あまり自社の製品を褒めすぎるとウソっぽくなってしまいますので、ほどほどにしておきますが、私自身もかつて、自分で作った原稿が印刷されて製本されて仕上がるということに、非常に感動した経験があります。ぜひあの感動を多くのお客様にお届けできればと思い、いつも無線綴じ冊子印刷についてメールやお電話でご案内させていただいています。
ところが、ペラ物の印刷物と違って、やはりページ物の印刷はどうしても作成が難しい側面があるようです。
そこで今回は、無線綴じ冊子印刷について寄せられるお問い合わせを、色々とご紹介していきたいと思います。
(´・ω・`)データはどう作れば良いんでしょう?
データは見開き、または単ページで作成していただければ問題ございません。単ページでお作りいただく際にも、表紙のデータは背幅を合わせた見開きの状態でお作りいただく必要がありますのでご注意ください。対応ソフトウェアはIllustrator、Photoshop、Indesignなどになります。
ちなみに、オフィスデータでのご入稿も大丈夫ですが、変換料金がペラ物のときと異なりますのでご注意ください。
他にもページの中央部分、いわゆるノドと呼ばれる部分や、外側の端っこ部分、いわゆる追い込みと呼ばれる部分についての注意点がございます。本当はもっと色々と書かせていただきたいところですが、字数の制限上、詳細は弊社ホームページのデータ作成の注意点をご一読頂けますと幸いです。
(´・ω・`)背表紙の幅はどれぐらいになりますか?
これは本文に使って頂く用紙と、本文のページ数によって異なります。
こちらもホームページに背幅計算ツールがありますので、ご参考にしていただけますと幸いです。
(´・ω・`)表紙の料金表がありませんが、おいくらになりますか?
無線綴じ冊子の料金表は本文ページの分のみとなっていて、表紙は別途オプションでご選択頂かなければなりません。その料金につきましては、本文ページを選んだ次の画面でご確認いただくことができるようになっています。いったん、ご検討いただいている部数とページ数で、料金をご選択いただけますと幸いです。
また、かんたん注文・自動見積もりフォームからもご確認いただけるようになっています。便利な機能なのでこちらもご活用ください。
(´・ω・`)ホームページに載っている以上の部数やページ数は可能ですか?
部数に関しましては、別途納期を頂戴することになりますが、可能である場合がございます。事前にお見積りのお問い合わせをいただけますと幸いです。
ページ数につきましては、製本機の対応上限がありますので、基本的にはホームページに記載しているページ数でのご対応となります。ご了承くださいませ。
このように、ややこしい点も多々あるかもしれませんが、ぜひ無線綴じ冊子の印刷についてもご検討いただけますと嬉しいです。
では、今回はこの辺りで失礼いたします。