販促/マーケティング

2017.08.04  

相手にしっかり届けるためのチラシの配り方

相手にしっかり届けるためのチラシの配り方

チラシは配り方がとても大切です。どれだけすばらしいチラシが完成しても、きちんと人の手に届けることができなければ意味はありません。

こだわり抜いたチラシが完成すると「よし、できた!」と満足してしまいがちですが、ターゲットとなる相手に対して、きちんと適切な方法で情報を届けるために、チラシの配り方とそのマナーについて見ていきましょう。

いろいろなチラシの配り方

「チラシを配る」といっても、実はいくつかの手段があることをご存知でしょうか。ここでは具体的に3つの方法を取り上げ、その特徴や方法やメリット・デメリットをご紹介します。

1.街頭配布

街頭配布

街角に立ち、行き交う人々に声をかけながらチラシを手渡しで配布する方法です。

不特定多数に配布できるので、店舗やサービスの認知につながり、特に新規のお客さまを呼び込む方法として効果が期待できます。また年齢層や性別など、ターゲットになりそうな相手に直接配布できるというメリットがあります。

店鋪・サービスの認知を目的とするのであれば、駅前といった人通りの多い場所、ある程度ターゲットを絞る場合は、店舗の前で配布すると効果的です。

ただし不特定多数の方にチラシを配布することになるため、配布数に対する効果は高いとはいえません。

来店率を見ながら、チラシの配布場所や時間帯を変えるなどの工夫が必要になります。クーポン付きのチラシにするなど内容を再検討するのもよいでしょう。

なお、該当でビラ配りをする場合は、事前に警察署に「路使用許可申請」をする必要があります。
これを忘れると法律違反になってしまいますので、くれぐれもご注意ください。

2.店舗配布

自店舗でチラシを配布する方法です。主な方法としては会計時に手渡しする方法と、目に付く場所に設置して自由に持ち帰ってもらう方法があります。

店舗配布の場合、チラシを配布する相手は既に店舗を訪れている人です。そのため再訪を促し、リピーターになってもらうことが主な目的となります。

次回利用できるクーポン券や、キャンペーン情報、セール情報、新商品やオススメのメニューの紹介を掲載すると効果的です。

会計時に手渡す場合は、来店した顧客の大半にチラシを配布できるため、広く認知を目的とした場合に適した方法です。コンビニやスーパーでは会計後の袋に同梱したり、ファーストフード店では、注文商品を乗せたトレイにチラシを敷いたりといった手法が見られます。

レジカウンターや受付、店内のラックから自由に持っていってもらう場合、チラシの内容に興味のある人にだけ渡せるため販促効果は高いと言えます。

ただ受け取る側に自主的に持って行ってもらわないといけないため、配布が受け身となる点はデメリットです。配布数そのものは、ほかの配布方法と比べて少なくなるでしょう。

3.ポスティング

ポスティング

ポストへ直接チラシを投函する方法です。

地域やエリア毎、単身向けやファミリー向けなど、宣伝したい商品・サービスに対してターゲティングしやすい点がメリットです。

またマンションのような集合住宅では一度にたくさんのチラシを配布することができます。戸建ての住宅街でも、そのエリアにある家に対して次々にチラシを配れるので効率的です。

ただし、投函したチラシを読んでもらえるか否かは分からず、効果が見えにくいのは大きなデメリットです。

そのため、読んでもらいやすくなるように、より目を引くデザインが求められるでしょう。効果測定するためには、来店の際に「どこで情報を知ったか」を聞くといった対応が必要となります。

なお、街頭配布やポスティングでは、いかに多くの人やポストにチラシを配布できるかが非常に大切です。そのため、人材確保のために派遣やパート社員をスポット的に採用する、あるいはチラシ配布そのものを外注するのもひとつの方法でしょう。

チラシ配布のNGマナー

店舗やサービスに対するイメージを悪くしないため、チラシを配布する際に気を付けるべきマナーがあります。

無造作にポストに詰め込まれたポスティングチラシや、いらないと言っても無理やり渡される街頭配布のビラなど、受け取った側の印象はあまりよくありません。チラシを配布する際には、迷惑にならないよう、チラシを配る際のルールを遵守するべきです。

例えば次のような配布方法は、受け取り側に不快感を与えるため避けるべき行動といえます。

街頭配布・店舗配布でのNGマナー

  • 通行人の進路を塞ぐ
  • 押し付けるように無理やり渡す
  • 受け取りを断った相手にもしつこく追いかけて渡す
  • 断りなく商品や袋へチラシを同梱する

ポスティングでのNGマナー

  • 立ち入り禁止区域に入る
  • 警備員に止められても目を盗んで入る
  • 非常識な頻度で投函する
  • 「チラシお断り」の表示がされているにもかかわらず無視して投函する

上記のような配布方法は、店鋪や商品・サービスへの印象を悪くしかえって逆効果となります。特にその地域に根付いた店舗やサービスの場合は注意が必要です。あくまで受け取る側の気持ちを考え、マナーを守ったチラシ配布を行いましょう。

まとめ

チラシ配布で何よりも注意すべきは、正しい配り方によって相手に届けることです。

つい「たくさん配らないと」と焦りがちですが、そうではありません。マナーを知り、それを守ることが、チラシによる集客・販促効果を得るための第一歩と考えましょう。

そのうえで、今回紹介した配り方を参考に、サービスや店舗にマッチしたチラシの配り方を検討してみてください。

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