販促/マーケティング

2017.05.12  

夏場に最適なうちわ広告、その特徴や効果とは?

夏場に最適なうちわ広告、その特徴や効果とは?

イベントやキャンペーンの広告・宣伝に使われるPRツール。今回は夏場によく使われるうちわ広告についてご紹介します。

うちわ広告とは?

イベントやキャンペーンの告知には、チラシやパンフレットあるいはティッシュ等の配布、そのほかにものぼりやタペストリーの設置などが考えられます。

広告・宣伝の範囲や目的を考え「どのツールが最適か」を検討していきます。配布用のPRツールの場合、夏場はやはりうちわ広告がおすすめです。

うちわ広告はその名の通り、うちわに宣伝したい内容を記載して配布する宣伝ツールです。柄のついたタイプのうちわの他、指を入れる穴が開いたうちわがよく使われています。

主に個人向けの店舗・サービス・商品・イベント等の宣伝を目的として、例えば以下のような場所で多く活用されています。

  • 家電量販店のセール情報
  • アミューズメント施設の新装開店
  • 飲食店の新メニュー、割引情報
  • 花火大会、お祭りなど夏イベントの開催情報
  • 分譲マンションの販売や戸建て住宅の見学会など不動産の宣伝

うちわ広告の効果とは?

広告というからには、やはり気になるのがその宣伝効果でしょう。うちわ広告には、具体的に次のような特徴から宣伝効果が期待できます。

うちわ広告の効果

実用性が高い

うちわは今もなお、夏の暑さ対策として多くの人が身近に利用しています。

たとえ宣伝を目的としたうちわ広告でも、その場ですぐに使えるツールとして好んで受け取ってくれる方も多く実用性の高いPRツールといえます。

長く使ってもらいやすい

チラシやパンフレット等の、薄紙で作られたツールと比較すると、うちわ広告はカバンに入れてもよれたり、シワになったりしにくいため持ち帰りやすく保管されやすいツールといえます。

実際に、1年あるいはそれ以上前に受け取ったうちわを使用しているという方もいらっしゃるでしょう。

短期的なキャンペーンやイベントの宣伝目的で活用するのはもちろんですが、長期間使用してもらえる点を考えると、店舗・企業など、知名度や認知度の向上を目的にうちわを作成・配布しても効果的です。また毎年開催しているイベントなら、うちわを見て「今年はいつだろう?」と思い出すキッカケにもなります。

持ち歩くことが多い

街頭や店頭でうちわ広告を受け取った人は、そのままパタパタと扇ぎながら持ち歩きます。

使用している間はうちわの印刷面が露出します。そのため、うちわ広告は受け取った相手のみならず、通行人を含めた周囲に対しても、その記載内容を目にしてもらえる可能性が高いでしょう。

1人に渡すだけで、場合によって10人、20人と大勢の人々に宣伝内容を告知することが可能です。

うちわ広告の配布方法

うちわ広告の配布方法

うちわという特性上、基本的には夏場の暑い時期に用いられるツールとなります。街頭で配布したり、店頭に据え置きで自由に持っていってもらう等の配布方法が挙げられます。

配布する場所やタイミングに工夫をすると配布効果がアップします。

例えば家電量販店等の店舗の場合、店内は涼しいのであまりうちわに魅力を感じない可能性があります。

そこで、店内と店外の温度差を最も感じる店舗の入り口付近での配布が効果的です。暑い店外から来店した際や、涼しい店内から熱気を感じる店外へと出て行くタイミングなら、うちわも「ちょうどよかった」と受け取ってもらいやすくなります。

花火やお祭り等の屋外イベントでは、最寄り駅前や会場の入り口付近などでの配布が効果的です。会場へ向かうまでにパタパタと使用したり、イベントが始まる前までに掲載内容をじっくり読んでもらえる可能性が高まります。

うちわ広告におけるデザインのポイント

うちわ広告の宣伝効果は、デザインによって大きく左右されます。

受け取った相手にだけ情報が伝われば良いのか、それとも実際に使用してもらうことで周囲にも情報を広げたいのか、あるいは、長く使ってもらいたいのかなど、目的を考慮してデザインを検討します。

うちわ広告におけるデザインのポイント

伝えたい内容を明確に記載する

短期的なキャンペーンやイベントの告知・宣伝が目的であれば、イベント名や期間、メリット(割引率や特典)等の文字、ロゴを大きく掲載するとアイキャッチとなり効果的です。

ターゲットに適したデザイン

ターゲットが明確な場合、子ども向けなら明るくポップな色合いでキャラクターを掲載する、年配の方向けなら落ち着いた色合いで作成するなど、性別、年齢層に応じたデザインを心掛けると受け取ってもらいやすくなります。

使いたくなる工夫をする

指穴部分をクーポンに指を入れる穴を開けるタイプのうちわの場合、指穴部分を切り取れるデザインにしてクーポンや引換券として利用できるようにすることもオススメです。

クーポンがついていることでよりうちわ広告を受け取ってもらいやすくなり、実際にそのクーポンを利用しようと来店のきっかけとなります。

共通するのは、やはり受け取った側が「これなら使っても良い」と思えるデザインかどうか。うちわとして使われなければ、ただのチラシと変わりません。

もちろん使用や保管されることも考慮して、持ち運びやすい大きさや形状でデザインするという点も重要です。

まとめ

広告ツールは、時期やシーンによる使い分けが大切です。うちわ広告は夏場を中心として、大きな効果が期待できるツールといえるでしょう。

ただし多くの企業・店舗などが、夏場には共通してうちわ広告を配ります。多数のうちわ広告のなかから「これを使おう」と思ってもらうには、サイズ感や使い勝手、そしてデザインへの配慮が欠かせません。

ここでご紹介した特徴などを踏まえ、うちわ広告を上手に活用してみてください。

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