データ作成

2010.08.18  

データ作成の留意点+(プラス)「ショートカットで楽しよう」

担当スタッフご無沙汰しております。上坂です。
今回のお題は「ショートカットで楽しよう」です。今回も皆さんのデータ作成上の一助となれば幸いです。

イラストレータでデータを制作するとき、メニューの機能とアートボードを行ったり来たり。よくある事だと思います。

メニューにマウスカーソルを合わせ、機能を選び、選択。
戻って作業。

マウスカーソルを持っていく時間、メニューを選ぶ時間など、蓄積されていくと結構な時間がかかります。
そこでショートカットです!

基本的なショートカットの一覧

全部覚えようなどと考える必要はありません。
私も知らないショートカットはあります。要はよく使うショートカットを覚えていれば、それだけで作業時間の短縮になります。

以下のショートカットはよく使うものですので、関連づけて覚えてしまうと作業時間も短くなりますよ!それに、ぱっぱとショートカットを使って作業していると、ちょっとかっこいいかもしれません(笑)。

※Macでの仕様でご紹介しますが、Windowsのイラストレータをご利用の方は、コマンドキー(Command)をctrlキーに置き換えてください。

  • 新規書類 Command + n
    …Newの頭文字
  • コピー Command + c
    …Copyの頭文字
  • ペースト Command + v
    …何の略でしょう?? コピーの後に使う事が多いので、Cキーのすぐ右にあるようです
  • すべて選択 Command + a
    …Allの頭文字でしょうか
  • 保存 Command+s
    …Saveの頭文字ですね
  • 全体を表示 Command + 0
    …細かい作業をしていて、全体を俯瞰したいときに
  • グループ化 Command + g
    …Groupの頭文字。ある要素のまとまりを、グループとしてまとめて移動等を行いたいときに
  • オブジェクトをロック Command + 2
    …動かしたくないオブジェクトがあるときに
  • オブジェクトを隠す Command + 3
    …作業上、隠して作業した方がやりやすいことって、結構あります。ですが、必要なオブジェクトならば作業後に表示状態にしておきましょう
  • 一回前の状態に戻る Coomand + z
    …いわゆるアンドゥ機能ですね。うっかり必要なオブジェクトを消した!など、とっても助かります。また、2回押したら2回前に戻る特性があり(押した回数だけ戻る事が可能)、工夫次第では色々応用が利きます(ちょっと前の状態を保存しておきたい! とか。その時は別名で保存しておくといいでしょう。)ですが戻れる回数は制限がありますので、お気をつけ下さい。

「こんなの知ってるよー」という方も沢山いらっしゃるかと思います。
ですが、上記のショートカットを覚えていれば、かなりの作業時間の短縮になることは間違いありません。

よく使うショートカットには個人差や作業内容によって差があるかと思いますが、そのときはその都度覚えていくといいと思います。
また、イラストレータCSからは「編集」メニューに「ショートカット編集」の機能がありますので、ご自身でショートカットを編集することもできます。

Command+s(保存)は頻繁に行いましょう!

最後に作業上のまめ知識を。

作業中、急にイラストレータが強制終了してしまった! 停電でパソコンの電源が落ちてしまった!
など、不測の事態に陥る事があるかもしれません。
そのようなとき、保存せずに作業を進めていると大変苦労する事(魔の作り直し)があるかも?しれません。

ですので、Command+s(保存)はぜひとも頻繁に行う事をお勧め致します。
何度この状態に陥って苦労した事か(泣)。
また、Command+zは一度閉じてしまった書類を開いても、機能しません。あくまで現在開いていて、なおかつ作業を行っていた書類に機能するものです。一回閉じてしまった書類は、再度開いた時からの作業履歴を記憶しておりますので、お気をつけ下さい。つまり戻りたいけど戻れない! ということもあるということです。

いかがでしたでしょうか。
今回は基本的な事で「物足りない!」という方もいらっしゃるかも知れません。申し訳ありません。
次回も宜しくお願い致します。

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