今日ご紹介する印刷用語は「歯(は)」です。

口の中にある歯と同じ字を書きます。
歯は長さの単位で、Hと表すこともあり1歯は0.25mmです。

0.25mmといえば…そうです。Q(級)と同じですね。
級が文字のサイズを表すのに対し、歯は文字と文字の間や行と行との間を指定するときに使います。

DTPが普及する前は写植機を使って印刷の版下を作っていました。
写植機は歯車を回転させて文字を送っていたのですが、歯という単位はその歯車のピッチが0.25mmであったことに由来するそうです。

初めて聞いた時は「歯なんて変わった単位だなぁ」と思いましたが、その由来を知ると納得できますね ・∀・)ノ