「人材採用に向けた求人」「イベントやセール情報の告知」など、より多くの人に見てもらうことを目的にポスターが活用されることがあります。
こうした求人・告知用ポスターで、どのようにして注目を集められるのか、求人と告知用ポスターの特徴を踏まえつつご紹介していきます。
求人用ポスターの特徴とポイント
新卒採用・中途採用とも、企業は多くの採用コストをかけて人材を募集します。求人ポスターはより多くの採用希望者を集めるためのツールであり、次のような特徴を持ちます。
自社を知ってもらうためのファーストアプローチ
魅力的なキャッチコピーや写真やイラストなどがデザインされたポスターは目にとまりやすくなります。
街中や就職・転職イベントでも、多く掲示された求人ポスターの中で、ふと目にとまり気になるポスターを見た経験が一度はあるはずです。
企業は「こんな企業があるのか」「ちょっと面白そうだな」とポスターから興味を引き、自社を知ってもらおうと考えています。
求人ポスターでは、自社に興味を持ってもらい、働くことをイメージしてもらえるかがポイントになります。
そのためには、実際に働いている社員の様子を写真で掲示したり、どんな人材を求めているのかを記載したりします。なかには“目を引く”という点に着目し、著名人・タレントなどをポスターに起用することもあります。メインターゲットは“仕事を探している人”
求人ポスターは、仕事を探している人に見てもらうことが目的です。そのため、ポスターを掲示する場所も大切です。就職・転職イベントはもちろん、新卒採用なら大学の構内に掲示してもらうことも効果があります。
またポスターに記載できる情報は限られています。
就職を希望する人、仕事を探している人がどんな情報を必要としているのかを考え、何を記載するべきかを検討します。
求人ポスターでは、場合によっては詳細な募集要項を記載する必要はありません。どんな会社で、何をしていて、どんな人を求めているのかといったアピールポイントを記載したうえで、企業のウェブサイトや問い合わせ先、イベントの開催日時などを書いておけば、興味を持った人は向こうからアプローチしてきます。
告知用ポスターの特徴とポイント
告知用ポスターは、イベントやセールの開催を知らせる目的で使用されます。公的なものであれば、交通安全強化月間といったポスターは街中でよく目にしますね。
告知用ポスターには「不特定多数の人を対象としている」という特徴があります。
例えば、音楽イベントを開催する場合、ポスターを見てまず興味を抱くのは、音楽が好きな人です。
しかしそれ以外でも、例えば「休日だし家族を連れて行ってみるか」「(自分は興味はないが)彼女・彼氏が喜びそうだ」といった、潜在的なニーズから興味が引き出される場合もあります。
このように、イベント自体に目的・興味を持つ人・興味のない人・潜在的ニーズから興味を惹かれる人など見てもらう対象は不特定多数となります。
そのため告知用のポスターを制作する際には、内容の分かりやすさが最も重要となります。開催日や開催内容などを目立たせ、必要な情報を強く印象づけることが大切です。
ポスターを掲示する際の工夫
実際にポスターを制作したら、どこに掲示するかも重要なポイントです。参考例をご紹介します。
求人用ポスター
大学、高校、就職転職イベント、企業(店舗)の前など、仕事を探している人の目につきやすい場所を選んで掲示します。
またポスターを見た人が、求人情報を知人に紹介するといった効果もあるため、予算が許せば多くの人の目につく場所に広く掲示するのもよいでしょう。
告知用ポスター
告知ポスターの設置は、店舗の前、店内、電柱、住宅地の掲示板など、とにかく人の目につく場所が理想です。人通りの多い場所、あるいは人の集まりやすい場所に掲示すると効果がみられます。
なお、社内イベントといったポスターの掲示先は社内が適します。社内掲示するポスターは、食堂や社員用の出入り口付近など、多くの社員の目に留まる場所に掲示しましょう。
まとめ
同じ求人内容や告知内容でも、ポスターの見た目や掲示場所などの工夫で注目度が大きく異なってきます。ターゲットや特徴をしっかり理解したうえで、見る側の目線に立ってみることが大切です。以上のポイントを抑えて、ポスターの効果をさらに引き立たせてください。
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