アーティストについて

ライブの出演者を明確にします。出演者の名前だけではなく、一見してどんなジャンルのアーティストなのかも分かると良いでしょう。

ライブコンサートの場合、出演者やアイドル本人の顔写真を載せることでだれなのか一目瞭然となります。また顔写真があれば、ファンにとってもうれしいポスターになりますね。

知名度の低いアーティストの場合でも、ポスターによって興味を持ってもらえることもあるかもしれません。それが集客につながるのはもちろん、アーティストにとってはファン層の拡大も期待できるのです。

魅力的なキャッチコピー/タイトル

ライブ名や、ライブ内容を一言で表す魅力あるキャッチコピーを入れます。

見た人の印象に残り、興味をそそるような印象に残るものがおすすめです。アーティストをイメージしたり、公演の内容を一言で表したり、季節を連想させるようなフレーズも良いでしょう。

分かりやすい公演の詳細

ライブの場所や時間などの詳細は必ず掲載します。

情報は分かりやすく必要なもののみに絞り、簡潔に伝えることが大切です。情報を詰め込み過ぎるとかえって伝わりにくくなりますので気をつけます。また会場へのアクセスや簡単な地図を入れると親切です。

公演当日、最寄駅や会場周辺など会場までの道のりに公演のポスターを多く貼り出されます。来場者はポスターを見ることで気分が高揚し、これから始まるライブへの期待が徐々に高まります。

来場者を歓迎する役割のほか、公演前から観客の気分を盛り上げるという大事な目的があります。

また、会場内ではポスター販売を行うことも多く、来場者はライブの記念や思い出として購入します。

貼り出されているものと同じポスターでも構いませんが、大人数のグループなら、メンバーごとにポスターを個別に準備するなどバリエーションを持たせることで来場者にとっては選ぶ楽しみが増えることでしょう。

そして来場した人しか手に入らないという特別感があれば、なおさら次回の集客にもつながるはずです。

そして販売用ポスターの購入者は、部屋に飾ることが多いと考えられます。

そこで重要なポイントになるのは、長く使ってもらえるための工夫です。すぐに破れたり色あせたりすることがないよう、紙厚や紙種、印刷方式など用途に合わせて選びましょう。

ライブポスターの場合、特に出演者の写真をきれいに見せることが重要視されるます。その場合は光沢のあるコート紙が使用されることが多く、紙厚はしっかりとした135kg（コート紙の場合なら0.12mm程度）が使用されます。表面加工（PP加工やラミネート加工）を追加すると、耐久性が増し破れや色あせ防止対策となります。