印刷のウエーブブログ編集長の高橋です。
今年初めてカレンダーを作るんだけど、せっかくオリジナルで作るなら日付部分もレイアウトやフォントにこだわりたい…でも日付部分の作り方がわからない…!!
そんな方々に向けて、Illustratorを使った、カレンダーの日付デザインデータの作成方法をご紹介します。
初級:日付が一列に並ぶカレンダーを作ろう!
1.日付のベタ打ち
まずは日付部分をベタ打ちし、日付ごとに改行、行間を調整してセンター揃えにします。曜日も同じように作成してください。このとき曜日は日付部分よりフォントのサイズを小さくするのがポイントです。
2.罫線の作成
2つを並べ、曜日の下から予定を書き込むための罫線を作成します。たったこれだけ!日付部分はこれで完成しました。(土・日・祝日の文字色をお好みで変えてくださいね。)
あとは上部に月名を付け、隣にイラストや写真を配置するだけです。
あっという間に1月のカレンダーができあがりました。他の月を作る場合も、これを複製して曜日や日付の色を変えるだけで簡単に作成できます。
中級:見やすく使いやすい王道カレンダー!
中級は少し難易度が上がります!今回は以下の過去記事を参考にします。
1.段組設定で枠の作成
長方形ツールで、日付部分にしたいサイズの四角を作ります。四角を選択したまま、メニューバーの「オブジェクト > パス > 段組設定」をクリック。以下のようなウィンドウが出てくるので、行に段数5・列に段数7をいれます。(「段組設定」がない場合は「グリッドに分割」を選択してください。)
プレビューにチェックを入れると、さきほど作成した四角が分裂しました!そのままOKを押すと、日付を入れる枠の完成です。
2.スレッドテキストオプションで日付作成
先ほどと同じように「段組設定」で行5・列7の枠を作ってください。できた枠はグループ化しておきます。この枠を選択したまま、メニューバーの「書式 > スレッドテキストオプション > 作成」をクリック。これで日付を流し込むテキストボックスの出来上がりです!
このテキストボックスにベタ打ちした数字(日付ごとに改行したもの)をコピー&ペーストします。行間、フォントサイズを調節して、1マスに1つ日付の数字が来るようにしてください。
あとは最初に作った枠と合うように重ねて配置し、枠の中に日付が収まるように全体の大きさを調節します。この上に曜日を付け足して、色や書体を好きなように変更すれば日付部分は完成です!
お好きなレイアウトで月名やイラストを配置して全体のデザインの完成になります。このとき翌月のカレンダー(日付)も小さく入れると使い勝手がアップしますよ^^
無料テンプレートもご利用ください
Illustratorを使ったカレンダーデータの作り方はいかがでしたか?
初級の方は「改行・センター揃え」で超簡単に、中級の方は「段組設定・スレッドテキストオプション」でしっかりと日付部分を作成できます。
あとは目指したいデザインに合わせてフォントや文字色を変更して、あなただけのこだわりのカレンダーにしてください♪
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この記事は2015年10月22日に公開した記事を、2022年4月7日に再編集しております。