デザインテクニック

2024.11.11  

RGBカラーの素材はCMYKに変更しよう!色調整のコツを解説

RGBカラーの素材はCMYKに変更しよう!色調整のコツを解説

RGBカラーのイラストをそのまま印刷用データに使っていませんか?

印刷データはCMYKカラーで作成するのが基本です。
「予想外の色に仕上がった💦」
ということを防ぐために、事前にCMYKで色の調整しましょう😊

今回は、RGBカラーの素材を使用する際の注意点をまとめました。

肌の色に要注意!

C、Kが入っていると、肌の色がくすんで見えます。必ず 0% に!
M、Yの数値を整数値で指定し、好みの肌色に調整しましょう。

RGB素材をCMYKに調整:肌の色に要注意!

こげ茶系の色に要注意!

C、M、Yの3色で構成されている色は転びがちです。
Kを入れることで印刷が安定します。そのうえで、C、M、Yを調整しましょう。

「色が転ぶ」とは、オフセット印刷で仕上がった印刷物の色が変化してしまうという意味です。
プロセスカラー印刷(CMYKの4色印刷)の特性上、表現が不得意な色が存在します。

RGB素材をCMYKに調整:こげ茶系の色に要注意!

K:100% に要注意!(IllustratorやInDesignのベクターデータ限定の注意点)

黒だからといって、K:100% に変更するのはNG! オーバープリントしてしまいます。
K:100% に、C、M、Yのいずれかを 1% プラスすることで、オーバープリントを回避することができます。

K:100% は製版の過程でオーバープリント処理が適用されます。そのため、K:100%のオブジェクトの下に色があるとき、下の色が透けたように印刷されてしまいます。

オーバープリントの例

RGB素材をCMYKに調整:K:100% に要注意!!

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