ソイインキとは?
ソイインキ誕生のきっかけは、1970年代のオイルショックの際に、米国新聞協会が始めた、新聞のインキ中の石油を植物油に代えたインキ開発です。数ある植物油の中からインキに適した大豆油が石油系の溶剤の代わりとして選ばれたのです。
限りある資源の石油を節約するためにソイインキは誕生したのですね。
石油系のインキは大気中にVOCを放出し空気を汚します。代わりにソイインキを使用することにより、VOCの削減ができ大気汚染を抑制します。
ソイインキはゴミとして埋め立てられた際にも、植物油のため地中でそのほとんどが分解されます。
また、再生紙処理においては、インキを除去しやすいため紙繊維の損傷が少なくリサイクル用紙がより白く仕上がります。
いろいろと環境にやさしいインキなのです。
ソイインキの進化系?! 大豆油を含む植物油を主原料とした植物油インキの記事はこちら。