「両端折り(開き観音折り)」の折り方
長辺の両端面を内向きに、重ならないように折り込みます。(両端面が重なる場合は、3つ折りC(巻き3つ折り)という折り加工となります。)
展開する際に、扉が開くような効果が得られる折り方です。中身が少し見える状態になるため関心をひき、手に取っていただきやすいというメリットをもっています。
ちなみに「両端」の読み方は「りょうはし」ではなく「りょうたん」と読みます^^
個性的なパンフレットで宣伝効果アップ!
今回は両端折りを使った「個性的なパンフレット・リーフレットの作成」についてご紹介します。
街で見かけるリーフレットは、3つ折りC・3つ折りZ・W折りが施されているものが多いのではないでしょうか。コンパクトに折れるという点もあり、人気の高い折り加工ですが、画一化されて興味を持っていただけないという可能性も・・・
そんなときにオススメなのが両端折り!ではさっそく、活用方法をご説明していきます^^
1:開く表紙で関心をひこう!
両端折りは表紙部分が扉のようになっており、この表紙の扉を開くことによって中身を確認することができます。この表紙に、中に載せてある内容が気になるキャッチコピーやグラフィックを載せることで、「中身が見たい」という想いを起こさせ、「表紙を開く」という行動に誘導することができます。
2:ずらして折って中身をチラ見せ
両端折りをずらして折ることで、中身が見える個性的な形をしたパンフレットになります。デザイン性を高めたり、中身に興味を持たせたりする効果があり、一見使いにくそうですが、アート・デザイン関連のパンフレットはもちろん、教育・企業関連のパンフレットまで、デザイン次第でおしゃれなパンフレット・リーフレットに仕上げることが可能ですよ(・・)b+
なお、ずらし折りを施す場合、別途納期・料金がかかる可能性がございます。あらかじめお問い合わせくださいますよう、宜しくお願いいたします。
どの商品の、どのサイズで使えるか
巻々4つ折りの対象商品は、チラシ印刷/フライヤー印刷(高精細オフセット)と、ポスター印刷(高精細オフセット)となっています。対応サイズは以下をご覧ください。
●フライヤー印刷:全サイズ
●ポスター印刷:B3
※ 以下の場合は別途納期、料金がかかる場合がございます。事前にお問い合わせくださいますようお願い致します。
「短辺を折る場合」「長辺:短辺の比率が極端に異なる場合」「ずらし折りの場合」
いかがでしたでしょうか?
今回は両端折りを使った個性的なパンフレット作成をご紹介いたしました。パンフレットやリーフレットは、その他の折り加工でも作成可能となっておりますので、お客様が作成される印刷物の内容・情報量に合わせてお選びください。
それでは、次回は「観音折り」をご紹介する予定です^^お楽しみに!
この記事は2014年12月22日に公開したものを、2020年1月20日に更新しております。