印刷のウエーブをご利用いただきありがとうございます。ブログメンバーの李です。
10月ももう終わりですね。朝晩寒くなってきていますので、体調を崩さないようにみなさんお気をつけくださいね!
今回は断裁課に行ってまいりました。断裁とは、刃物で紙を切ることです。断裁課では、印刷や加工が終わった印刷物を刃物で断裁し、仕上げる作業をしています。大きな断裁機で紙の束を切るときに出る高い音は迫力があります。
商品が仕上がる
名刺印刷やチラシ印刷、無線綴じ冊子など、ほとんどの印刷商品の製造工程の最後の段階です。大きな機械に紙束をいれ、印刷物のスミのトンボ印刷物を仕上げる断裁の位置を表すマーク。にしたがって、断裁すると「商品」が完成!!
断裁されて仕上がった商品をみると、高品質の印刷に驚かされます!断裁課の担当者達は、お客様も喜んでいただけるように仕事をしています。
断裁の難しさ
断裁は高度な技術を要する作業です。一気に何百枚もの紙をきると、紙の材質や機械のメンテナンスの状況によって、仕上がり位置がごくごく微細に変わってくる場合があります。
良くないカット例
紙の材質、刃物のメンテナンス状況から以下のような悪い仕上がり(紙のサイズが均一ではない)になることがあります。
1.オーバーカット
2.アンダーカット
3.ホーローカット
アンダーカットやホーローカットの場合は、紙を抑える圧力が低いときに出やすく、注意を払って作業を行っています。
断裁の専門家達
断裁作業は、高度な技術を持った担当者が丁寧に作業しています。担当者は、上記のような事例が発生しないよう、キレイで高品質な商品を生産することを心がけています。
ここで、 断裁担当暦5年のスタッフから、一言いただきました。
(`・ω・´) < 一太刀で商品の良し悪しが決まってしまうので、「ヒャッ」としてしまうこともありますが…よりよい商品をお客様に使っていただきたく、精一杯頑張っていますので、お任せください!
仕上げのプロ!という雰囲気が伝わってきます。カッコイイですね!
いかがでしたか
断裁は、機械が寸法通りにやってくれるという簡単な作業とは違いました。専門の担当者が、用紙の特性・機械の作業方法を十分理解した上で作業を行っているからこそ、高品質な商品が生み出されるということがわかりました。次回もお楽しみにしてくださいね!
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