まだ冬。いつまたたくさん雪が降るかも。いえ、今も降っているところがあるでしょう。
寒いと体温が落ちてしまう。
そして寒いと運動しないで、こたつでじっとしてしまう。
こうして、筋肉も体力も奪われ、
暖房器具がない状況におかれると、体温はさらにさがってしまう。
日本人の体温は、50年前と比べてほぼ1度落ちている、と
研究で分かっています。
ちなみに、体温が一度さがると、
細菌やウイルスから体を守ってくれる
免疫の働きがほぼ30%(3割)落ちることが研究で分かっています。
じっとしていても体温を保てるのには、
筋肉を付けるのが一番!
今回は特番として、
カンタンに筋肉を付けられる食事、
体温をアップできる食事について、
考えてみましょう。
皆さんの食事は、
「糖質と油」にかたよっていませんか?
白ご飯、チャーハン、おにぎり、どんぶり、パン、パスタ、ラーメン、お菓子、・・・
どれも、糖質と油がほとんどです。
それを、
1.タンパク質を足す。
2.薬味を足す。
ことで、筋肉を増やし、体温を上げていきます。
大変なことは続かないので、
カンタンにできることを考えましょう。
1.タンパク質を足す。
これなら忙しい朝だって、お昼にだって、平気平気。コツコツ筋肉アップ。
- チーズ(ステイックタイプ、小分けのものOK)
- トーフ(小分けしてあり、一個ずつバキッと割って使うものが便利。粉末お味噌汁にいれてもOK)
- 卵(ゆでたまごを一度にたくさん作っておいて、一個ずつ食べると便利)
- ソーセージ(1本でも2本でも、ラップに包んでレンチンしておいしく!後片付けはラップを捨てるだけ)
- ベーコン(巻いてつまようじで止めて、ラップで包んでレンチン。何も汚れない。フライパン不要)
- ハム(紙皿に並べて、ラップを掛けてレンチンするだけ)
- お魚ソーセージ(外のビニールをむくだけ)
- 牛乳(200ccくらいのパック入りが便利。飲んで捨てるだけ)
- プロテインドリンク(こちらも、200cc程度の紙パックが便利。さまざまな味あり)
- スモークサーモン(すぐには腐らないので、少しずつ出してきて食べられて便利)
これならできるでしょう?
明日からすぐにやってみましょう。
取り敢えず、お買い物に行ってくださいね。
2.薬味を足す。
いつもの食事に、チューブタイプまたは粉末タイプ・ミニボトル入りの薬味を足すだけ。
いつでも1秒の手間で体温アップ。
- おろしガーリック(にんにく)
- おろししょうが
- おろしワサビ/刻みワサビ
- ネギ
- 山椒
- 一味
- 七味
- 和からし
- マスタード
- コショウ
- チリオイル/スイートチリなど
- レモン/ユズ/スダチ(汁を入れた小瓶または乾燥したものが便利)
- フライドオニオン
- 西洋ハーブたち(イタリアンパセリ、チャービル、ペパーミント、スイートバジル、など)
などなど・・・
野菜炒めに入れても、お肉やお魚の添えても、お味噌汁に振りかけても、煮物に振りかけても・・・
いかがですか?
本当に簡単でしょう?
それでは、
両方を兼ね備えていて、
カンタンでオシャレなオードブルを一つ、
サラダを一つ、
ご紹介しましょう。
【レシピ1】スモークサーモンとクリームチーズのオードブル
- 材料はこれだけ。
- ライスペーパ―をお水につけて、すぐに引き揚げます。
- ライスペーパーを広げた上に、ペーパー1枚につき、クリームチーズを四分割にしたものを2個、スモークサーモンとチャービルをお好きなだけ載せます。
(中央ではなく、端に寄せて載せた方が、あとで巻きやすいです) - 後は、ライスペーパーを端からくるくるっと巻くだけ。
- 上から、体にとても良い「オリーブオイル」を少し振りかけます。
- ここで、有れば上からさらに「スイートチリ」を振りかけます。 お客様にお出しする時には、端を落としておくとよいでしょう。
さあ、ナイフとフォークで召し上がれ。
【レシピ2】トッピングサラダ
- 水菜・人参・白菜・赤パプリカ・黄パプリカ・ビーツなど、冷蔵庫にある野菜を適当に切って、器に盛ります。
- あとは、ひたすら上にトッピングをしていくだけ。
いかがでしたか?
カンタンでしょう。
これならデキル!
すぐに始めましょう。