こんにちは、ハヤカワです。みなさま、「校了」という言葉をご存知でしょうか?
今回のテーマはスバリ「校了(コウリョウ)」です!
校了とは、印刷会社では『印刷しても良い状態になること』をいいます。校了には似た言葉もあるため、間違えやすい言葉とともに「校了です」というべきタイミングについてご紹介したいと思います。
校了とは
「校了」とは、印刷会社で主に使われている言葉で、読み方は「こうりょう」、冒頭でもご紹介したように『印刷しても良い状態になること』です。
さっそくウエーブちゃんと「校了」についてチェックしてみましょう♪
\問題です/
印刷会社にチラシのデザインを依頼。デザイナーと何度かやりとりをしたのち、デザイン・内容確認用のPDFファイルとともに「修正箇所や文字の間違いがないかなど細部までご確認いただき、校了のご連絡をお願いします」といった内容のメールが届きました。正しい返信はどちらでしょう?
文字や情報に間違いはなし、と。でもここの文字をもう少し大きくしてもらいたいな!
例1「校了しました。修正箇所をお送りします。」うん、いいね!これで完成♪
例2「修正箇所も問題ありません。校了です。」正解は…
例2「修正箇所も問題ありません。校了です。」が正解です。
今回お伝えしたいポイントはココ!データの修正や差し替えがない場合にのみ使うのが「校了」です。
例1は、“文字をもう少し大きくしてほしい”という修正があるため、この時点ではまだ校了とはなりません。
「校正」や「校了」など似た言葉や意味に注意しよう
校正(こうせい)とは?
校了と似た言葉に「校正」があります。読み方は「こうせい」です。ただし、校了と校正では意味がまったく異なります。
修正がなく、印刷してもよい状態になる校了に対して
校正とは、印刷物の誤字や脱字、記載内容や情報のほか、デザインの体裁などの間違いを見つけることをいいます。
つまり、例1は校了ではなく校正が正解ですね。
例1
×「校了しました。修正箇所をお送りします。」
〇「校正しました。修正箇所をお送りします。」
校了の使い方には注意が必要だとたくさんの人に伝わればいいなあ~。
「校了です」という前に!次の項目では、校正時にチェックすべきポイントについてご紹介します。
「校了です」の前にチェックすべきポイントとは?
ポイント1:数字をチェック!
連絡先や開催地となる住所の番地や電話番号に間違いはありませんか?
また、人数や個数に限りがある場合、その数や金額の間違いはないでしょうか。情報の間違いは多くの人に迷惑をかけることになりますので、校了前に必ず確認しましょう。
ポイント2:日程をチェック!
開催日や開催期間、日付と曜日の不一致というのが意外にも多いです。
正しい日程をお知らせすることが集客の第一歩です。
ポイント3:会社名や氏名をチェック!
会社名や氏名のほか、役職の記載がある場合はそれらも忘れずにチェック!
以前の役職や組織名のままになっていた、ということも意外とある間違いのようです。自社の場合ももちろんですが、他社さまに関してはさらに慎重に確認するようにしましょう。
印刷後に間違いを見つけて印刷し直すことになると、余計なコストや時間がかかります。また間違った情報を発信することは信用問題にかかわることになりかねません。校了前には複数の人数で複数回のチェックをお願いします!
デザイナーが直接対応、デザインサービス
WAVEではデザイナーがお客様のご要望に沿ってデザインや印刷物のご提案から、データの修正まで幅広く対応しています。
デザイン担当部署には、校正専門の担当がおり、複数名態勢で隅々までしっかりと校正をいたします!
デザインご発注の際、デザインに修正がなく印刷工程に進んでOK!という場合には、ぜひ「校了です」とお伝えください(^^♪
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