ジングルベルもそろそろ聞こえる頃、年末、期末の準備やコミケなどで冊子をご注文されるお客様も多くいらっしゃいます。
「冊子のデータ作成は難しそう…」「冊子作成初めてなら、中綴じ冊子がオススメ」など冊子に関して様々な声があります。
初めて冊子を作成する方には不安な点もあるはず…!そんな不安を解消するべくハヤカワが代表して、先輩タカハシに疑問をぶつけてみたいと思います!
記事後半には冊子のおすすめの活用シーンもご紹介します!
今回もどうぞ最後までお付き合いくださいませ。
中綴じ製本冊子ってどんな冊子?
中綴じ製本冊子はどんな冊子か、説明お願いします!
はい!用紙を重ねて針金でとめる製本方法です。
ページ数の少ない冊子におすすめですよね!
そうそう!
中綴じ製本冊子の特徴は、針金綴じで開きやすくて読みやすい点ですね。
定型サイズはもちろん、横長など変型サイズにも対応しているので、バリエーションに富んだ冊子が作成できます。
Officeデータも入稿OK!
表紙変更もOK!
変型・横長綴じもOK!
確かに、横長や正方形など様々な形で入稿されるデータが多いです。
ステキなデザインがたくさん…いいなあ。でもデータ作成が難しそう…
冊子=なんだか難いと言う声をよく耳にしますが
ポイントさえ押さえれば、中綴じ冊子のデータ作成はカンタン!なんです。
初めて冊子を作られる方にもオススメです!
ちょちょちょっ…ポイント!?
タカハシ先輩!そこをどうか私にご教授を~!!!
データ作成のポイントとは?
中綴じ製本冊子は見開きレイアウトでデータ作成がOKなので、実際にページを開いたようなイメージで、データが作成できるんです。
なるほど、見開きレイアウトだとデータが作りやすいかも!
その他に注意していただきたいポイントはこれ!
右綴じ・左綴じに注意
見開きページでデータ作成する際は、左綴じ・右綴じそれぞれご希望の綴じ方向に、ページ配置が逆にならないようご注意ください。
小口側の余白に注意
中綴じ製本冊子の特性上、ページ数が多い場合や、本文用紙が厚めの場合に、小口側の断裁範囲が中のページ程大きくなります。
WAVEではデータ作成ガイドをご用意!ページ配置に関しての詳細はデータ作成ガイドを確認してください。
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冊子にはノド(綴じ部分)もあるのでは…?
実は中綴じ製本冊子は、ノド(綴じ部分)を気にしなくていいんですよ。
ここがイチバンのポイントですね。
な、な、なんですと~!!!
中綴じ製本冊子は、ノド(綴じ部分)を気にせず作成できる。
なぜノド(綴じ部分)を気にしなくていいんですか?
それは、製本方式が関係しているんです。
突然ですがハヤカワさん、無線綴じ製本冊子の綴じ方はわかりますか?
無線綴じは、背の部分に糊をつけて綴じる製本方式です。
本文の背・ノドの部分は、糊で固まるので大きく開くことができないのが…あっ!
気付いたようですね!
中綴じ製本冊子は針金綴じになるので背と呼ばれる部分がありません。
なので、ノドの部分は柔らかく、綴じ部分までしっかり開くことができるんですよ!
だから見開きのデザインでも、ノド元までしっかり絵柄を見せることができるんですね!
中綴じ冊子は「ノド部分を気にせずデータ作成ができる」ということですか。なるほどー。
中綴じ製本冊子は、ノド部分まで開けて読みやすいことがメリットです。
なので見開きでどどーんと記事を掲載してもOK!イラストや写真も見開きで大きく載せることができますね。
ウエーブちゃんからの補足情報!
中綴じ製本冊子のようにガバッと開ける、PUR製本冊子。
無線綴じ製本冊子と同じくページ数が多い冊子を推奨しているよ。
分厚い冊子なのにガバッと開くのはなぜ?と思うよね。
理由は、綴じに使われている「糊」の違い。
PUR製本冊子にはホットメルトという糊が使われており、耐久性に優れていて、ノド元まで開くことができるうえ、強度があるので無線綴じよりも丈夫といわれているんだよ。
「PUR製本冊子印刷」
タカハシ先輩さすがです!ウエーブちゃんも補足ありがとう!
私、中綴じ製本冊子が作りたくてウズウズしてきましたー!!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
おすすめの活用シーンを紹介!
イラスト本・作品集・美術系の冊子に!
見開きページを使った写真はインパクト抜群!写真や絵画、図版も美しい仕上がりです。
コミックや絵本の試読本としてページ数を少なくしたミニ冊子の作成もオススメです。
学術系の会報やパンフレットに!
読み・書き重視!など文字の多い冊子なら可読性の高いマットコート紙や、紙面のちらつきが少なく筆記性の高い上質紙がおすすめです。用途や目的によって用紙をお選びいただけます。
企画書やプレゼン資料、パンフレットなどのビジネスシーンに!
小部数から設定OK。Officeソフトでも入稿可能。PowerPointで作成した企画書やプレゼン資料も印刷できるのがポイントです!
Microsoft Officeで作った資料をプリント!資料印刷もおすすめ
Microsoft Word や PowerPoint などで作成したレジュメデータやプレゼンテーション用のデータを印刷・丁合まで仕上げ、低価格・短納期でお届けします。2枚~50枚までの資料を、最小2部から承ります。
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「資料印刷」「中綴じ製本冊子」のデータ作成時のポイントについてご紹介いたしました。
なんとなく「冊子」という響きだけで“データ作り難しそう…”と思われがちですが、「冊子を作ってみたい。」そのようにお考えのお客様にぴったりではないかと思います。
また、弊社では商品・加工別の印刷データ作成方法/注意点を記載したデータ作成ガイドおよびテンプレート(テンプレートはillustratorおよびPhotoshopのみ)をご用意していますので、データを作成される前に一度ご確認ください。
弊社では中綴じ製本冊子のほか、無線綴じ製本冊子、PUR製本冊子に上製本冊子など、各種製本印刷を承っております。
製本の種類が多くてわからない!それぞれの特徴やメリットが知りたい!そんなお声にお応えすべく、「製本の種類と特徴」をまとめました。
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その他、弊社取り扱いの商品やサービスについての疑問やご質問はコールセンターにて承ります。お気軽にお問い合わせくださいませ!それでは、今回はこのあたりで失礼いたしますm(__)m