こんにちわ、印刷のウエーブの橋本です。
つい先日、実家の掃除をしていたら、学生時代に作った冊子が出てきたのでつい読みふけってしまったのですが。誤字脱字の多さに、思わず苦笑いしてしまいました。
しっかり確認していたつもりだったのですが、意外と見落としてしまうものですね。校正の重要さを改めて認識させられました。
さてさて、ウエーブにお問い合わせいただくお客様からも、印刷前に試し刷りをしたいという要望をよくいただきます。そこで、ウエーブでは2種類の校正商品を用意しています。「簡易校正」と「本機校正」です。
その中でも、お問い合わせが多いのは「簡易校正」になりますので、今回は人気の校正商品、簡易校正について取り上げたいと思います。
簡易校正の特徴
というわけで、まずは簡易校正の特徴について抑えておきましょう。
簡易校正とは
簡易校正は出力解像度2400dpiの高性能レーザープリンターによる出力になります。
オフセット印刷機とは異なりますので、残念ながら厳密な色合わせにお使いいただくことはできなくなっていますが、その分、安価で短納期な商品になっています。
また、簡易校正に限りましては、A3ノビの用紙一枚の中に、複数のデザインを丁付した状態でご入稿いただける商品になります。名刺やハガキを複数種類でご検討いただいている時や、レイアウトの候補がいくつかある時などは、一枚の校正紙で複数のデザインをご確認いただくことができるようになっています。
なお、ウエーブで行うのは校正紙の出力までになりますので、誤字脱字などの文字校正はお客様ご自身で行なっていただくことになります。
簡易校正よくあるご質問・お問い合わせ
そんな簡易校正の商品の中で最もよく寄せられるお問い合せは、やはり納期に関することになります。
簡易校正を頼んだ場合の、納期はどうなりますか?(´・ω・`)
簡易校正は、原則的に当日出荷とさせていただいております。
しかしながら、冊子印刷やカレンダー印刷など、ページ物のデータの場合は1営業日後の発送とさせていただいております。ご注意ください。
もう少し具体的な例を記すなら、以下のような感じになります。
例えば、簡易校正+5営業日の中綴じ冊子印刷の場合
上記の日程は、あくまで一例になります。印刷物の発送から翌日に届かない場合や、修正にお時間がかかる場合、さらに日数が必要になりますのでご注意ください。
冊子を全ページ校正する場合、簡易校正は何枚注文すれば良いですか?(´・ω・`)
こちらは、サイズによって一枚の校正紙に配置できるページ数が異なります。校正紙がA3ノビになりますので、A4仕上がりの冊子なら一枚の校正紙に2ページ分、A5仕上がりなら4ページ分といった具合になります。
というわけで、例えばA4仕上がりの16ページ冊子の場合、簡易校正は8枚でご注文となります。
ここでご注意いただきたいのは、表紙が違う冊子の場合、表紙の分だけ別の用紙でご注文していただくことになります。
オフィスデータで入稿できますか(´・ω・`)
はい、可能です。
そのまま入稿でご注文いただく場合、変換料金は一律ではないのでご注意ください。一枚の校正紙の中に、複数のデータを配置していただく場合や、冊子印刷の校正としてご注文いただく場合には、データ内容に応じた変換料金がかかることになります。
ちなみに、校正後、特に修正がない場合は本番の印刷の際には変換料金はかかりません。修正が特にない場合、本番の印刷をご注文いただく際の備考欄で、その旨をお申し付けいただきますようお願いいたします。
さて、今回のブログを書くに当たり、「簡易校正」をテーマに取り上げさせてもらったのですが、なかなか複雑な商品になります。ですので、このブログをご覧のお客様も、簡易校正を検討するにあたってご不明な点などございます場合、ぜひお気軽に弊社コールセンターまでお問い合わせいただけますと幸いです。
ではでは、今回はこの辺りで失礼いたします。