シーン・用途別アイデア

2018.10.19  

クリスマスのデザインにおすすめ!カラーとモチーフについて

クリスマスのデザインにおすすめ!カラーとモチーフについて

担当スタッフ今年は「平成最後の○○」と表現されることも多く、季節の恒例イベントも、何か特別感を期待してしまいますね。
平成最後のクリスマスとなる今年は、プレゼントをもらう側から贈る側になったタカハシです。

さて、赤と緑に代表されるクリスマスの配色やモチーフに、それぞれ由来や意味があることはご存知でしょうか?
今回は、クリスマスシーズンに使える、配色/モチーフについてご紹介いたします(´∀`艸)

クリスマスのモチーフ・シンボル

クリスマスツリーに飾る、星や玉、ステッキなど。使われるモチーフには、それぞれ意味や由来があります。

クリスマスツリー

ツリー・モミの木11月に入ると街中で目にするようになるクリスマスツリー。飾り付けもそれぞれ工夫されていて、見ているだけでウキウキワクワクしますよね。

このクリスマスツリーによく使われるのはモミの木。モミの木は、常緑樹で冬でも葉が枯れない植物のため、「永遠の命」「家族の健康」を願って使われています。

クリスマスツリーの星 トップスター

トップスターとクリスマスエンジェルクリスマスツリーの一番上にあるトップスターは、キリストの誕生を東方の賢者に知らせたベツレヘムの星を表しています。

イギリスのクリスマスツリーの一番上には、トップスターではなくキリストの誕生を伝えた天使、クリスマスエンジェルが飾られるそうです。

オーナメントボール

オーナメントボール・りんごツリーに飾るオーナメントボールの丸い形は、知恵の実を表しています。知恵の実は、旧約聖書の中に出てくるアダムとイヴが食べた果実ですね。

オーナメントボールは知恵や知識の象徴としてツリーに飾られています。

靴下

靴下「クリスマスの日には暖炉のそばに靴下をさげる」ことは有名ですね。

サンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスが、貧しい子供の家に煙突から銀貨を投げたところ、偶然靴下に入ったという事が由来です。それから、プレゼントを待つ子どもは暖炉やベッドに靴下を飾るようになったとか。

タカハシ家には暖炉がないので、幼い頃はストーブの前に靴下を並べていたことがあります…(-ω-;)

クリスマス ステッキ(キャンディ・ケーン)

キャンディケーンクリスマスツリーに飾られているキャンディの杖。可愛いだけで飾っているわけではありません。諸説ありますが、羊飼いの杖を表していると言われます。

キリスト教では、羊飼いをキリスト、信者を羊に例えることがあります。そのため羊飼いの杖はキリストの象徴とされているそうです。

クリスマスカラー(配色)

クリスマスカラーとして定着している色もには、それぞれ由来や意味があります。よく使われている5色についてご紹介します。

赤色

赤色サンタクロースの服の色としてイメージされている赤ですが、イエス・キリストが流した「血の色」、「神の愛」という意味が込められています。

サンタクロースの服が赤い理由は、サンタのモデルとなった聖ニコラスが着ていた際服が赤い色だったから、と言われています。
しかし、世界的に、現在のサンタクロースのイメージ(サンタクロース=赤い服・白いヒゲ)を定着させたのは、某飲料メーカーの広告とも言われますね。

緑色

緑色クリスマスツリーやリースに使われているモミの木やヒイラギは、常緑樹と言われる植物です。
常緑樹は緑を絶やさないことから、緑色は「永遠の命」の象徴として使われています。

白色

白色穢れのない純粋な白色は、雪や純粋な心を象徴しています。純潔の「清め」「罪の赦し」といった意味も込められています。

金色

金色金色は、ベツレヘムの星を表しています。ベツレヘムの星とは、キリスト誕生時を知らせるためにひときわ大きく輝いたと言われる星です。

銀色

銀色白色の代わりに使用される事が多い色です。星の色として使われ、「高貴さ」を象徴としています。

クリスマスカラーは補色の関係

赤色と緑色の組み合わせが代表的なクリスマスカラー。

色彩学の観点からみると、この組み合わせは補色の関係(反対色)にあたる色になります。バランスの良い組み合わせで、互いの色を引き立て合う相乗効果があります。

クリスマスカラーは補色の関係

ただし、明度差がなく、彩度が高い色を組み合わせると、ハレーションここでいうハレーションは、彩度の高い色同士を接して配置した際に、境目あたりがチカチカして不快感を感じる現象のこと。を起こしてしまいます。デザインに使用する際には、金色や銀色、白色などを間に配置して、目がチカチカしないデザインにする事が大切ですね。

デザインしてみよう

クリスマスデザインの印刷物いかがでしたか。モチーフや配色はどれも思いや意味が込められています。

デザイン制作をする上で、各モチーフや色について、意味や由来などを知ることは大切です。知識を深めることで、デザインに効果的に取り入れることができますよね。アイデアを膨らませるのにも役立ちます。

平成最後のクリスマスに、オリジナルデザインの印刷物を作成してみてはいかがでしょうか。

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