印刷物の角を丸くする「角丸加工」。名刺/スタンプカード印刷のほか、ショップカードや商品タグなどで多くご利用いただいているオプションです。
角丸加工には、印刷物をやわらかい雰囲気にする以外にもさまざまなメリットがあります。そこで今回のテーマは「角丸は“かわいくて、強くて、優しい”のだ!」です。
角がなく優しい人間を目指すハヤカワが、角のない印刷物「角丸加工」のメリットや活用例をご紹介いたします!
どうぞ最後までお付き合いください。
角丸加工とは
ではまず、角丸加工とは?というところからみていきましょう。
角丸加工とは印刷物の角を取って丸くする加工のことです。角を丸くすることで印刷物が柔らかい雰囲気に仕上がるとともに、印刷物の角で指先やモノを傷つけないようにすることもできます。
弊社での場合、丸みは円の半径(R)で指定することができます。選べる角丸の半径は3、4、5、6、9mmの5種類となっています。数字が大きくなるほど丸みが強くなります。
角丸加工は、カード(厚紙)系の商品のほか、 A4サイズまでのチラシや厚紙ポスターに対応しています。その他、マウスパッド印刷やハガキ/しおりうちわ印刷は、商品自体に角丸加工が含まれています。
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どんな時に角丸加工を使う?活用例をご紹介
名刺やショップカードに角丸!
角丸はまるく優しく可愛らしい印象を与えるので、女性用の名刺に使われることも。サイズも少し小ぶりにすればさらにカワイイ印象になります!
ショップカードにも角丸を追加すれば柔らかい雰囲気を演出することができます。角丸加工は4箇所まで選択できるので、対角の2箇所のみを角丸とすれば、ちょっとスタイリッシュなショップカードになりますよ。
角丸の大きさ(半径)によって印象も変わってきますので、使用するシーンや人となりに合わせてご活用ください。
診察券に角丸!
角を丸くすることで優しい雰囲気だけでなく、尖った部分がなくなり安全性が高くなります。小児科や介護関係の診察券に特におすすめです。
また、財布に収めることの多いスタンプカードやメンバーズカードの角を丸くすると、角が折れずにキレイに収納できます。クレジットカードや銀行のキャッシュカードも角がまるくなっていますよね。カード自体はもちろん、財布やカードケースを痛めない工夫、それが角丸加工なのです。
私自身も角が丸いカードや診察券がいくつかお財布の中にありますが、角が丸いカードは角の部分が折れずにきれい!そして出し入れしやすい!と感じています。
商品タグに角丸!
薄手の生地のお洋服や、革製品など、デリケートな商品に添付される商品タグには角丸加工を施すことをオススメします。危険な角をまあるくすることで、製品に傷がつきにくくなります。
※必ずしも、製品に傷がつかないことをお約束できる訳ではございません。
メニュー表に角丸!
飲食店のメニューに限らず、結婚式や式典におけるメニュー表や席次表、式次第などに角丸加工をプラスすれば柔らかさや優しさの演出のほか、安全性も高くなります。結婚式の招待状に角丸が施されているのもよく見かけますよね。
<ご注意ください>
はがきの角を丸くしたものは、はがき料金が適用されず定型外郵便料金となる場合があります。ただし封筒に入れて送るタイプのカードや招待状であれば問題ありません。実際、結婚式の招待状に角丸を活用されるお客様は多いです。その際、出欠確認の返信はがきには、角丸加工を避けることをお忘れなく。
まとめ
いかがでしたか?角丸加工!柔らかさの演出以外にも、様々なよいところがある角丸加工。角丸の魅力を少しでもお伝えすることができたなら幸いです。
4隅の角が丸く切り落とされるので、データ作成の際は、デザインにご注意ください。
Q. 角丸加工を注文枚数の一部のみに加工することはできますか?
もちろん対応可能です!加工料金は加工部数のみ発生いたします。
オプション選択画面にて角丸加工を追加いただき、備考欄にて「○○部のみ加工」などとご指示ください。弊社にて確認後、料金を修正したのち正しい金額をお知らせいたします。