この記事は2018年7月24日に公開したものを、2019年9月26日に更新しております。
暑中お見舞い申し上げます。ブログメンバー李です。
各地で梅雨明けとなりました。暑中見舞いを送るならまさに今!というほどの猛暑が続いています。いかがお過ごしでしょうか。
さて今回のテーマは「私製はがき」。私製はがきを郵送するためには規定のサイズ、重量ではがきを作成する必要があります。
「ことしの暑中見舞いは、私製はがきで送ってみようかな」とお考えの方にピッタリの情報をまとめました。
私製はがきの規定サイズ
私製はがき(自分で作ったはがきのこと)を”はがき(第二種郵便物)”として郵送するには、サイズと重さを決められた規格にする必要があります。
私製はがき(通常はがき)の規定サイズは、以下の通りです。
- 最小サイズ:9cm×14cm
- 最大サイズ:10.7cm×15.4cm
郵便はがきサイズ(10.0cm×14.8cm)より、自由度の高いサイズ設定ができるのが、私製はがきのいいところですね。
また、重量は2g~6gであることが規定されています。
上記のサイズ・重量以内で長方形であれば、通常はがき料金の切手を貼って郵送することができます。
私製はがきの詳細については内国郵便約款第22条で定められています。上記のサイズと重さの規定以外にも、
- 紙質・紙厚は、郵便はがきと同等以上であること。
- 郵便はがきに相当する文字を入れる。
- 表面の色彩は、白色又は淡色であること。
などの決まりごとがあります。規定から外れると第一種郵便物(手紙)として扱われる場合もあり、はがきの料金では不足してしまいます。料金不足で、受け取る相手に迷惑をかけたり、届かなかったりすることも…
紙種、連量(紙厚、斤量)の選び方は??(WAVEの場合)
実際に私製はがきを作成する場合、規定におさめるためにはどの紙種、厚さを選べば良いでしょうか?
また、どの商品から利用できるのでしょうか?
規定内の最小から最大サイズまで、3つのサイズに分けた場合の、連量(紙厚)をご紹介します。
下記の表はサイズと重量が規定の範囲内におさまる仕様となります。連量・紙種によっては、厚みがはがきには適さない場合があるためご注意ください。
最小サイズ(90×140mm) | はがきサイズ(100×148mm) | 最大サイズ(107×154mm) | |
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用紙 ※1枚あたり、2g~6gの重量になる連量 |
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印刷商品 ※商品によって選べる用紙が異なります |
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※オンデマンド用紙:北雪CoC(ケント紙) 180kg/タントN-8 180kg/しこくてんれい 180kg/竹はだGA 180kg/ヴァンヌーボVG 195kg/ミラーケントM 220kg/マシュマロCoC 225kg/マシュマロCoCナチュラル 225kg/ミセスB-F スーパーホワイト 180kg/Mr.B スーパーホワイト 180kg/アラベール ウルトラホワイト 200kg/ペルーラ スノーホワイト 180kg |
コート紙180kgのはがきサイズ(100×148mm)の場合、1枚の重さは約3gです。
「kg」は紙の連量の単位です。四六判(788×1091mm)の紙を1,000枚重ねたときの重さ(kg)を表しています。
どんな紙種が人気なの?
ウエーブでは、定番のコート紙から、特殊紙、高級紙など、私製はがきの制作に使える用紙を多数ご用意しております。それぞれの用紙には、色の再現性、色味、手触り、筆記対応など様々な特徴があります。
例えば、商業印刷では定番のコート紙は、白色度が高く、色の再現性に優れた光沢紙です。ただし、表面がツルツルしているため鉛筆での筆記には不向きです。ボールペンでは、よく書けます。
マシュマロCoC225kgは、最高級の上質紙で、きめ細やかな滑らかな表面で平滑性が高い用紙です。コート剤が塗布されていない非塗工紙で、印刷時の色の再現性はやや低いのですが、筆記性には優れています。インクジェットプリンターにも対応します。
ウエーブの「はがき/ポストカード印刷」で人気の高い用紙を紹介しましょう。
オフセット印刷の人気用紙
NO1.コート紙180kg
郵便はがき(官製はがき)よりも若干薄い印象の用紙です。コストパフォーマンスの高い用紙です。
NO2.コート紙225kg
少し厚めのハガキといった印象の用紙です。しっかりとした紙厚で作成したいという方にオススメです。
NO3.サテン金藤180kg
半光沢の用紙で、郵政はがきとほぼ同じ厚みをもつ用紙です。つやつやした光沢紙はちょっとなぁ…とお考えの方にオススメします。
オンデマンド印刷の人気用紙
オンデマンドのはがき/ポストカード印刷は、用紙の選択肢を豊富にご用意しています。用紙にこだわりたいという方はオンデマンド印刷をご検討ください。
NO1.コート紙180kg
オフセット同様、品質とコストのバランスが良いため人気の用紙です。写真を使った紙面にオススメ。
NO2.マシュマロCoC 225kg
サラサラとした心地よい手触りとしっかりとした厚みのある用紙です。筆記の適性も高くバランスの良い用紙です。名刺でも人気があります。
NO3.アラベールウルトラホワイト200kg
画用紙のような独特な風合いで、筆記性に優れています。鉛筆で書き込んだり、スタンプを押したりすることができます。
そのほか、ヴァンヌーボーや竹はだ、タントなど、質感のある用紙が人気です。
はがき/ポストカード印刷の価格例
【価格例1】オフセットはがき/ポストカード印刷(100×148mm)
100部[コート紙180kg/両面カラー/7営業日以内出荷] (税込)¥3,762~
【価格例2】オンデマンドはがき/ポストカード印刷(100×148mm)
50部[マシュマロCoC 225kg/両面カラー/3営業日以内出荷] (税込)¥3,839~
まとめ
私製はがきを作成する上で、注意するポイントと、弊社で取り扱いのある商品/用紙をご紹介しました。ぜひ、ウエーブで私製はがきを作ってみてはいかがでしょうか。