印刷用語集

2011.01.25  

明度と彩度(めいどとさいど)

先日、友人から"結婚式に着ていく服が派手過ぎないか心配"という電話を受けたのですが、その内容が・・・

「紫に近い、濃い青色で・・・(中略)・・・派手じゃない?」といった説明でした。

ことこまやかに熱弁していた友人には申し訳ないと思いつつ、色のイメージがつかめないまま「大丈夫!派手じゃない」と答えてしまいました。"色を言葉で伝える"のは本当に難しいですよね(・・;)

というわけで今回のテーマは、色の表現方法の一つである「明度と彩度」です。

明度と彩度とは?

明度と彩度

明度とは色の明るさの事で、明度が高ければ"白"に近づき、低ければ"黒"に近づきます。彩度とは、色の鮮やかさのことで、彩度が高ければ"ビビットな色"となり、低ければ"白、黒、灰色"(無彩色)となります。

"百聞は一見にしかず"

どれ程、色を説明する単語を使おうとも、直接『見る』に勝るものはありません。ですが、パソコンなどデジタルの発達で直接顔を合わせ、現物を見ながらという場面が減ってきているのも現状です。

そういった時に"明度"と"彩度"という言葉を使うと、電話などで伝える時でも「彩度の高い方・・・」などの説明をするとよりイメージをつかみやすいのではないでしょうか。

因みに、WAVEちゃんが3姉妹だったらこんな感じでしょうか?

ウエーブちゃん